欧米の食事、肉や乳製品が多い食事には脂肪分がたくさん含まれているので、体温が上がりやすくなります。
また脂肪が多いため肥満になりやすいので、それにより汗をかきやすくなってしまいます。
ワキ汗をかかないようにするには、タンパク質や脂肪分が多い食事はなるべく減らし、糖類や野菜を多めに摂るようにすることが大切です。
ではどのようなものを食べるとワキ汗予防に良いのでしょうか。
目次(クリックできます)
【ワキ汗に予防に効く食品1】
大豆系食品、豆腐や納豆、味噌、豆乳などの乳製品には、発汗を抑える効果があります。
汗をたくさんかく人は、男性ホルモンが多いと言われています。
大豆に含まれている、イソフラボンは男性ホルモンとは逆の女性ホルモンに似た働きをするので、発汗を抑えることができるのです。
【ワキ汗に予防に効く食品2】
ハーブは、緊張状態でかいてしまうワキ汗に効果的です。
このタイプのワキ汗の場合、副交感神経を優位にすると汗はとまります。
副交感神経を優位にするということは、つまりリラックスするということです。
ハーブの中でも、ラベンダー、ローズ、ジャスミンは特にリラックス効果があります。
これらのハーブを取り入れたハーブティーを飲むと、ワキ汗を抑えることができます。
【ワキ汗に効く食品3】
クールベジタブルとは、その名の通り、身体を冷やす野菜のことです。
キュウリ、トマト、ナスなどが代表的なクールベジタブルです。
このクールベジタブルは、身体に溜まった余分な熱を逃がしてくれるカリウムがたくさん含まれているので、ワキ汗をかきにくくなります。
これらの野菜は生のままで食べると、より効果があります。
女性ホルモンを整える食品
大葉、もやし、アボカド、山芋には「植物性エストロゲン」と呼ばれる成分が含まれています。
植物性エストロゲンは、女性ホルモンのエストロゲンと似ており、自律神経を整える効果があります。
また山芋には自律神経を調節するDHEAという成分が含まれているので、さらなる効果が期待できます。
これらの食材は女性ホルモンが乱れやすい更年期のときにオススメです。
【ワキ汗の予防法まとめ】
先ほども言ったように、肉や乳製品には脂肪分がたくさん含まれています。
動物性の脂肪は汗腺を刺激してしまうので、汗をかきやすくなるのです。
しかも脂肪を含んだ汗はドロドロとしていて、きついアンモニア臭を放ってしまいます。
辛い物やすっぱいものなど、刺激の強い食べ物はカプサイシンという成分が含まれています。
そのカプサイシンは交感神経を刺激し活発にします。
交感神経が活発になると、副交感神経とのバランスがとれなくなり、汗がたくさん出てしまうのです。
実は、辛い物やすっぱいものだけではなく、甘すぎるものも同じような症状になってしまいます。
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは、中枢神経を興奮させ汗腺を刺激してしまうので、汗が出やすくなります。
1日1~2杯くらいなら問題はありませんが、多く摂りすぎるとワキ汗の原因になってしまうので気をつけたいですね。
冷たい飲み物が全てダメだというわけではありませんが、急に大量に飲んでしまうと、身体が急激に冷えて自律神経のバランスが乱れてしまい、そのためワキ汗を大量にかいてしまう原因にもなりえます。
なにごとも適度がいいということですね。
スポンサードリンク