最近ではスーパーフードと言う言葉を耳にする事が多いですが、その中の1つ、ゴールデンベリーをご存知ですか?ゴールデンベリーとは食用のほおずきのことです。
実は美容と健康に優れた効果を持つとされています。
今回は、スーパーフードとして認められているゴールデンベリーの効果、調理例をご紹介します。
目次(クリックできます)
ゴールデンベリーとは
日本では観賞用として知られているほおずきですが、欧米では食用として親しまれています。
ゴールデンベリーは、ナス科のホオズキ属で、古代インカ帝国から栽培されてきたことから「インカベリー」とも呼ばれるスーパーフードなのです。
日本では食用としてのほおずきはあまり知られていませんが、フランス料理やイタリア料理でもよく使われており、鮮やかな彩りを生かしてケーキやパスタ料理の彩りに使われています。
ゴールデンベリーの効能は、美肌とアンチエイジングです。
他には、コレステロールの低下や動脈硬化、がんの予防も期待されています。
そんな魅力的なゴールデンベリーの効果に加えて自宅でできる栽培方法も紹介しようと思います。
ゴールデンベリーに含まれる栄養素
ビタミンA
活性酸素を抑えて動脈硬化や心筋梗塞等の生活習慣病から守ってくれます。
皮膚や粘膜を正常に保ち、乾燥を防ぐのでら潤いのある肌を保ちます。
また、ガン予防にも効果的とも言われています。
鉄分
1日に摂取すべき鉄分量は、成人男性で7.5mg成人女性では10.5mgとされています。
貧血に悩む女性においては不足しがちな栄養素と言われていますが、ゴールデンベリーには鉄分もしっかりと含まれています。
おやつ感覚でゴールデンベリーを食べるだけで鉄分補給が手軽にできるので、生理時の出血の多い時に積極的に取り入れましょう。
日頃から貧血で悩んでいる方にもおすすめです。
ただし、妊娠中の摂取は、腹痛を起こしたり、流産につながったりする恐れがあるため禁物です。
イノシトール
ビタミンBの1種であるイノシトールが豊富に含まれています。
イノシトールには気分を落ち着かせる作用やエイジングケアとしての老化制御効果があります。
血液中の脂肪の流れを良くする事から肝臓の為にも良く、体内の不要なものを溜め込まず、除去する作用がある事から脂肪肝の予防効果があります。
体脂肪の蓄積も防いでくれるのでダイエットにも効果的であると言えます。
更に脂肪に加えてコレステロールの流れも良くしてくれる為、動脈硬化等の生活習慣病も防ぐとされています。
おまけに保湿力も高いのでシワやたるみに悩む女性にもおすすめです。
つまりイノシトールにはコレステロール低下、動脈硬化、ガン、老化の予防、美肌やデトックスの効果が言えます。
この他にもビタミンC、カロテン、食物繊維、必須アミノ酸が豊富に含まれています。
おすすめの食べ方
味は、甘酸っぱくてそのままでも美味しく食べられます。
彩りも綺麗ですので、ケーキの飾り付けやジャムにするのもおすすめです。
ドライフルーツなら、スムージーやヨーグルト、シリアルに混ぜるのがおすすめです。
生なら、そのままフルーツとして食べたり、サラダにしてもいいと思います。
自宅で簡単、栽培方法
ゴールデンベリーは自分で簡単に栽培できます。
生のゴールデンベリーを購入しようとすると手に入る場所や方法が限られてくるので、自宅で栽培してみてはいかがですか?
ゴールデンベリーは種から簡単に育てる事ができます。
種はネット通販などで購入する事ができます。
価格は100粒で250円程度で手に入れる事ができるようなので、気軽に家庭菜園を始められそうですね。
種のまき時は2~4月がいいとされています。
①鉢やトレー等に湿った培養土を敷き詰め、種を等間隔に蒔き、上から軽く土を被せます。
種蒔きは以上ですが、発芽するまでは土を乾燥させないように注意して下さい。
順調に育っていれば3週間ほどで発芽してくるでしょう。
②発芽したら間引きをして、本葉が3~4枚になり、苗が大きくなったら大きめのポットに移植します。
(庭で育てる時は湿度が15度くらいを保てる場所で20cm間隔で植え付けましょう)
③ゴールデンベリーの花が開花したら実がなります。
収穫の目安はガクが茶色になった頃です。
*ゴールデンベリーは日当たりのいい場所を好みますが夏の強い直射日光には弱いので半日陰で育ててあげましょう。
鉢植えの場合は日当たりのいい所に置いて下さい。
窒素分の多い用土で育てると茎や葉ばかりが育って開花時期が遅くなる恐れがあるので窒素分の少ない用土に植え、リン酸質の多い追肥をすると尚良いでしょう。
いかがですか?ゴールデンベリーの魅力は伝わりましたか?
自分で栽培できるスーパーフードは珍しいので、みなさんもこれを機にゴールデンベリーを育ててみて下さい。
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