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サプリメントと薬って何が違うの?
はっきり言います!
サプリメントは薬とは完全に違います!!
多くのサプリメントが薬と同じように錠剤だったりカプセルだったりするため、うっかりすると薬と思い込んでしまいがちですが、サプリメントをとろうと思う人は、全く違うものだと理解する必要があります。
サプリメントの日本語的に言い換えると?
サプリメントは「supplement」です。
本来の意味は、「追加、補足、補充」という意味を持ちます。
サプリメントはいち早くアメリカで生産されるようになったため、この意味を持つ言葉が、そのまま、使われるようになりました。
現在使われている「サプリメント」という言葉をあえて日本語的に言い換えると、「健康補助食品」もしくは「栄養補助食品」になります。
そうなのです!
サプリメントは「食品」なのです。
そして、本来の意味にもあるように、足りないものを「補う」ための食品なのです。
サプリメントと薬はここが違う①
まずは、それをとる目的です。
薬の場合は、特定の病気や怪我を治すために、その効果・効能を得ようとしてとるものです。
たとえば、頭が痛むからその痛みを和らげるために鎮痛剤という薬をとる。
食べ過ぎて胃が痛いから、胃の炎症を抑えるために胃薬を飲む。
などがその例です。
サプリメントはどうでしょう。
体調が悪いのは、野菜が不足しているからかもしれない。
だから、ビタミンなどを補ってその体調不良を改善したい、と思った時に、ビタミン類のサプリメントをとります。
疲労がなかなか抜けないから、疲労回復に聞くといわれているアミノ酸をとって様子を見てみる。
など、サプリメントは、薬のように、起こっている症状に直接働きかけるのではなく、体に必要なのに不足しているから起こる症状に、不足分を補うことで徐々に改善を目指そうとするものです。
あくまでも健康の維持や増進が目的です。
つまり、サプリメントは病気になる前にとるもの、薬は病気になってからとるもの、と言っていいかもしれませんね。
サプリメントと薬はここが違う②
サプリメントは薬と違い、食品であるため、「〇〇に効く」といった効果・効能を全面的に打ち出すことはできません。
万が一、そのような方法でサプリメントを売っている店舗や通販があったら、法律違反をしていると思ってください。
そして、薬のように、「1日3回食後に2錠」などといった細かい表示ができないのもサプリメントです。
なぜなら、食品だからです。
食品なのですから、基本的にいつとってもいい訳です。
ただ、食品でもとり過ぎはよくありませんから、1日の摂取目安量は成分表示に記されるようになりました。
薬のような効果・効能を期待して、サプリメントをとることは間違いであることは明らかですね。
具合が悪くなる前に、今の健康を維持する、より健康になることが目的のサプリメントと薬と、違いをしっかり理解して、上手に利用したいものです。
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