ダイエットの味方「鶏肉」は調理法に気を付けて!怖い食中毒パターンの紹介
現在、多くの人が健康を意識するようになりレストランやスーパーでもヘルシー食材・料理のオプションが瞬く間に増えてきました。
動物のお肉も今では赤みのお肉より鶏などの脂分の少ないものを選ぶ人がとても増えたと思います。
今回は、スーパーやレストランでも簡単に手に入り皆さんの食卓でもおなじみのチキン(鶏)についてご紹介したいと思います。
確かに赤みの肉よりヘルシーな鶏肉ですが、健康面に悪影響を与えてしまうことだってあるのです。
2009年に行われた消費者レポートによると約60%にも及ぶ食用の鶏がバクテリアや、ネズミチフス菌、カンピロバクターと呼ばれる感染症などによって汚染されていたのです。
衝撃的ですね。これらは我々の命を危険にさらす食中毒をもたらす可能性大なのです。
一般的な食中毒を避けるためには75℃以上の熱で完全に調理しなければ、バクテリアは撃退できません。
お店で調理された鶏肉も、レストランで出される鶏肉もしっかり火が通っているか確認してから食べるようにしてください。
たまに、スモークされたチキンがありますが中がうすピンクだったり生のように見えたり、判断しずらいときがあります。
目次(クリックできます)
食中毒の一般的な症状
ネズミチフス菌やカンピロバクターの主な症状は、小腸の不快感です。
肉を食べた後1~2日以内に下腹部の痛みやむかつき、下痢や嘔吐などを経験するようでしたらビンゴです。
下痢の場合カンピロバクターの場合血が混ざっていることが多く、ネズミチフス菌が原因でしたら、より液状の便となります。
ネズミチフスの場合に起こる下痢が4日ほど続く恐れがあるといわれており、約50%の患者が高熱を一緒に経験するようです。とても恐ろしいです。
腸チフス
腸チフス菌というのはネズミチフス菌のバクテリアの一種で人間のみ運ぶことが可能な菌です。
これが腸チフスを引き起こします。
鶏肉自体にはこの菌を運ぶ力は備わってないのですが、感染された食材を扱っている人が調理している際に汚染してしまう可能性が高いのです。
この状態でさらに鶏肉が生であったらその感染は一気に全体に広がります。
腸チフスは世界中でおこっており、アメリカで400件が見つかっています。
ほとんどは最近世界を飛び回っている人々によって運ばれているそうです。
英語で腸チフスはTyphoid Fever と呼ばれ、その名の通り症状は異常な高熱、腹痛、頭痛です。
また、深い赤色の皮膚発疹ができることもあります。
菌血症
これはバクテリアが血管に入り込み、体のあちこちに広がって起こる病気です。
菌は骨髄炎といった骨を感染させてしまうこともありますし、肺、肝臓、心臓の周りや背骨、脳にまで到達していき蝕んでいきます。
この病気はよく免疫抑制剤や化学療法に頻繁に接している人、胃液を減少させる薬を処方されている方など免疫力が他の力によって安定されている人に起こりやすいと言われております。
この胃酸が感染から腸を守ってくれるため、胃酸を少なくすると免疫が弱まってしまう仕組みです。
ギランバレー症候群
あまり聞いたことがない病名だと思います。
カンピロバクターが発展していき発生するもので、足の先が痙攣し始める症状があります。
ギランバレーは手足の先端に力が入らなくなったり違和感を感じ激しい痙攣をおこします。
ほとんどの人がこの症候群から立ち直ることができますが、若干の症状は残ってしまうそうです。
さて鶏肉が原因で起こる様々な病気を紹介していきました。
現在引き締った体を手に入れたるにはムネ肉を食べなさいなどと、多くの海外メディア、スポーツトレーナーやダイエットプランでも欠かせない食材、鶏肉。
調理の仕方、仕入れ源や食べる量などに注意を払って食べるようにしましょう。
また、魚やプロテインシェイクなどでタンパク質を代用するのも同じような効果が見込めると思います。
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