摂食障害や拒食症はダイエットから発展する危険がある
最近では、女性・男性問わずほとんどの若者たちが体型にこだわっており、ダイエットをしているのを目にします。
細ければ細いほど美しい、かっこいいという流行になってしまった今、自身をコントロールできなくなってしまう人、体が成長しなくなってしまったなど様々な症状が報告されています。
ダイエットは決して悪いことではありませんが、ストイックすぎたり健康に悪影響を及ぼすやり方は、あなたの命の危険にも関わってきます。
あなたは大丈夫ですか?あなたのお子さんは大丈夫ですか?もしかしたら前兆のサインがでているかもしれません。
今回は摂食障害について、あらゆるタイプと症状をご紹介していきます。
摂食障害は食事に対する異常な行動(過度の食べ過ぎ・食事制限)、体型・体重への過剰な意識から発展する病気です。
以前までは、成人に多かったこの病気は恐ろしいことにまだ発育途中の若者の数も年々増えているそう。
肉体的はもちろん精神的にも、ものすごいストレスを感じてしまい日常生活が送れなくなってしまいます。
そんな摂食障害には3つのタイプが存在するので見ていきましょう。
目次(クリックできます)
神経性無食欲症(拒食症)
これはみなさん聞いたことあると思います。
これは、標準をはるかに下回る体重や健康体を維持することへの拒絶反応などを主な症状とします。
人によっては、太ることに対して異常なほどの恐怖感や痩せすぎの状態を保つことで安心感を得ているケースもあります。
一般から見ると彼女らの体は、目を逸らしてしまうほどとても細く弱々しい体つきをしていて見極めることが非常に簡単です。
しかし自らを太り過ぎ、恥ずかしいと思っているので自分が痩せているという自覚は全くありません。
あくまで自身が見出す価値観が基準となるため、他人や家族の人に言われても否認する行動をとります。
女性がこの病気に陥ると、極度な体力低下、栄養不足から生理がとまる経験をすることがあるでしょう。
実は拒食症の患者がとる行動は2つのタイプに分類されます。
一つ目は自ら厳しい食事制限をするタイプ(一日500カロリーまでとか)。
これは止まるところを知らずエスカレートしていく習性があります。
そしてたくさん食べて嘔吐するタイプ。
体重が増えるのを恐れるために、食事の直後に嘔吐して胃の中を空っぽにする行動です。
食べたものを体外に出す方法は自ら嘔吐させるのと、浣腸、利尿剤を用いたりと様々あるようです。
神経性大食症
あまり聞き覚えがない人も多いと思いますが、症状を聞いて当てはまる人いるかもしれません。
神経性大食症とはコントロールを失い異常な大食いをし、その罪悪感・体重増加を避けるような行動を何度も繰り返すことによってこの病気が分類されます。
大食後の主な応答として、先ほどにもあった嘔吐・浣腸・利尿剤などを使う浄化方式と断食や過度の運動をするタイプの2種類あります。
神経性大食症の症状としてこの吐いたり、過食したりというサイクルが起きるのは1週間に2回ほどが3か月間以上続いたら、病気のサインです。
これも拒食症同様、患者の中の基準がおかしくなり周りが見えなくなってしまいます。
このタイプの怖いところは拒食症のようにあまり知られていなく、体型も極端に変化しないため非常に気づかれにくいです。
健康体のように見える人や太り気味の人が患ってる可能性が高いため、注意が必要です。
EDNOS 特定されていない摂食障害
異常な食事習慣や行動をとっているにも関わらず、拒食症と大食症の基準にも満たしていない場合このEDNOSに属します。
例えば、女性で拒食症の基準に当てはまっていても月経は通常通りきているという場合や、大食症の症状が出ているが過食と嘔吐のサイクルが1週間に1回だけだというケースもまれにあります。
気晴らし食い症候群はEDNOSにカテゴリー化されます。
この病気と大食症との違いは、大食した後の償いの行動が有る無しです。
これは、ダイエットのストレス食いとかなども指すのでみなさん自分の生活を見直してみると良いでしょう。
以上、摂食障害について詳しくご紹介してきました。
このような内容を知っているだけでも、自分で注意できるようになると思うし、周りのひとに指摘してあげても良いですね。
安全なダイエット生活を送りましょう。
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