ダイエットには体を動かし、食べる物や量をコントロールする必要があります。体を動かす理由には消費カロリーを増やすことと、体の筋肉量を増やし基礎代謝を上げるという2つのメリットがあります。日常生活から1駅歩いたり、自転車を活用したり体を意識して使うことで消費カロリーを増やすことができます。しかしその消費カロリーはごく僅かです。ダイエットに適性なトレーニングをするのが効果的です。基礎代謝を上げるため筋肉量を増やす筋力トレーニングは無酸素運動です。そして有酸素運動は脂肪燃焼効果がもっとも高い運動となります。
このような運動やトレーニングには重要な7つの原則があります。その7つの原則に従ってトレーニングをすることがダイエットにも体の機能を上げるにもとても重要になります。この7つの原則を無視したトレーニングでは効果が大幅に下がり折角貴重な時間を割いて行っているトレーニングも効率は悪くなってしまいます。そのためにも7つの原則をしっかり覚え、実行していくことがダイエットにも運動能力向上のためにも重要なのです。
7つのトレーニング原則は、1・過負荷の原則(オーバーロード)、2・漸進性の原則、3・全面性の原則、4・反復性の原則(継続性の原則)、5・個別性の原則、6・意識性の原則、7・特異性の原則です。
1つ目の過負荷の原則(オーバーロード)とは、日常よりも強度の強い刺激が必要というものです。日常生活並みの刺激ではトレーニング効果はほとんどないのです。2つ目の漸進性の原則とは、筋肉は同じ刺激を与え続けているとその刺激に慣れてしまい成長はどんどん鈍化してしまいます。そのため刺激は徐々に上げていく必要があるのです。3つ目は全面性の原則です。体の全てをバランスよく鍛えることが重要という意味です。筋力だけでなく有酸素運動や柔軟性などトータル的に鍛えることが大切なのです。4つ目の反復性(継続性)の原則とは、継続は力なりという意味です。筋トレ3ヶ月とスポーツの世界ではよく言われるように、まずは3ヶ月を目安に頑張りましょう。5つ目の個別性の原則とは、年齢、性別、体格や体力、スポーツ経験など人によって違いがあるので個人差を鑑みてトレーニングをする必要があるということです。6つ目の意識性の原則とは、目的意識を明確にすることの重要性を説いています。最後7つ目の特異性の原則とはトレーニングの種目や負荷の強さや反復回数など条件を変えることで効果も変わってくることを指します。さまざまなトレーニングを目的に合わせて行うことが大切ということです。
これらのことを意識してトレーニングを行うと効果が格段に上がるのです。一つでも意識して行うだけでも効果は変わってきますので、実践してみましょう。
スポンサードリンク