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イチゴにはビタミンcがいっぱい!
イチゴには1粒に約10㎎のビタミンcが含まれています。ビタミンcの1日の必要摂取量は50㎎で5、6粒ほど食べて見れば1日必要な量を摂取できます。
レモンと比べると、レモンは100g45㎎で、食べられる果肉だけ考えればレモン2個分量に値します。
いちご5粒ならおいしくあっという間なので、非常に効率的にビタミンcが取れます。
ビタミンcが不足した状況が続けば壊血病になってしまい、子供がこれにかかれば骨の形成に障害が起きることがあります。
ビタミンcを摂り過ぎても数時間で尿に排泄されますから過剰摂取の心配はありません。
いちごで効率よく摂取して健康に役立てましょう。
ビタミンcの効果
ビタミンcの美肌効果は知ってる人も多いと思いますが、メラニン色素の生成を抑える効果があって、日焼け跡の炎症を和らげたりシミを予防したりします。
また、老化原因の抗酸化物質を抑える効果があって、加齢によるしわ予防にもなります。
そして、コラーゲン生成と肌のターンオーバーを整えるはたらきで肌を健康にして、ニキビ発症予防やニキビ跡の修正に役立てられます。
さらに、ビタミンcはいろいろな免疫機能を高くする効果を持っていて、風邪など感染症予防に役立ちます。
そしてその効果は、胃でコラーゲン生成を促すことによりウイルスを体に入りにくくさせて、さらに白血球を強化し病原菌を攻撃する力をアップさせます。
また。ビタミンcは体がストレスと戦うために重要な栄養素です。
体の中でストレスと対抗してるのは副腎で、ストレスがあれば副腎皮質ホルモンを作って戦闘状態になります。
この時、たくさんビタミンcが消費されます。
ビタミンcが不足すればストレスと戦う力が弱くなるのです。
イチゴでビタミンcを摂るための注意点
ビタミンcは水に溶けやすく熱に弱いデリケートな栄養素。
ビタミンcを逃さないようにするには食べる時に注意が必要です。
ビタミンcは鮮度と一緒に次々と失われていきます。
買う時は、ヘタが鮮やかな緑色で、果肉もみずみずしい艶があるのが新鮮なイチゴを選んでください。
保存する時は、パックから出しキッチンペーパーをしたものに重ねないで並べましょう。
そして、イチゴのヘタを取って洗ってしまうと、そこからどんどんビタミンcが流出してしまいます。
また、長く水につけておくのもビタミンcを逃しますから、ヘタを取る前に水でさっと流しましょう。
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