いくら「薄毛対策に良い!」と言われる食べ物をおいしく食事に取り入れても、他に薄毛になりやすい原因があると、なかなか効果は期待できません。
例えば、シャンプーをする時に爪を立ててゴシゴシ洗ったり、シャワーの温度が熱すぎると、頭皮が傷付いて抜け毛や薄毛の原因になります。
また、肥満・運動不足は血行を悪くし頭皮に栄養が行き渡るのを阻害します。
睡眠不足などのストレスも、抜け毛や薄毛の原因になります。
これらに当てはまる方は、食事だけでなく生活習慣を見直す必要があります!
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【薄毛に効く食品1】
薄毛対策にいい食べ物には、納豆が挙げられます。
納豆は、髪の素となるタンパク質を多く含み、大豆に含まれるイソフラボンは、薄毛の原因となる男性ホルモン「テストステロン」の分泌を抑制します。
大豆には、皮膚の新陳代謝を促すビタミンB2も含まれるため、頭皮の環境改善にも役立ちます。
また、納豆だけに含まれる「ナットウキナーゼ」という栄養素には、血液をサラサラにする効果が有ると言われています。
血液がサラサラになることで、頭皮の血行促進が期待できます。
毎朝の朝食に納豆を取り入れてもいいかもしれません。
【薄毛に効く食品2】
生牡蠣も、薄毛対策に効果があるといわれています。
髪の主成分はタンパク質ですが、亜鉛が不足すると上手く髪が生成されません。
つまりタンパク質だけでなく亜鉛もしっかり摂取することが大切です。
亜鉛は牛肉、豚レバー、魚介類などに多く含まれますが、特に生牡蠣は群を抜いて亜鉛を多く含んでいます。
亜鉛は日頃摂取しにくく、特に男性に欠乏しやすい栄養素と言われています。
髪の生成に必要な栄養素ですので、食べ物から意識して摂るように心がけましょう。
【薄毛に効く食品3】
レバーは「栄養の宝庫」と言われる食べ物で、髪の主成分であるタンパク質を含むのはもちろん、頭皮の環境を良くするビタミンを多く含んでいます。
頭皮の新陳代謝を高めるビタミンB群、細胞分裂を正常化することで頭皮の環境を良く保つ働きのあるビタミンAが多く含まれています。
つまり髪が丈夫に育つための頭皮の環境を作ってくれる素となります。
またビタミンB2には皮脂の分泌を抑制する働きが有りますので、皮脂で頭皮がベトベトになっている方には特におすすめです。
【薄毛の対処法とまとめについて】
髪そのものとなる栄養素を含んでいるということと、髪が抜けにくい頭皮の環境を作ってくれる栄養素が含まれているということです。
この2点のいずれか、もしくは両方を満たしている食べ物を使った食事が、薄毛対策に適した食事と言えそうです。
毎日の食事であまり意識していなかったかもしれませんが、今後は以下の共通点を踏まえた食べ物を積極的に取り入れたメニューを考えてみてはいかがでしょうか。
薄毛に効く食品の共通点
- 髪の主成分である「タンパク質」を含む
- タンパク質が髪になるのを助ける「亜鉛」を含む
- 頭皮の新陳代謝を高める「ビタミンB群」を含む
- 頭皮の健康を保つなどの「ビタミンA・C・E」を含む
これらのメニューを食事に取り入れるとともに、生活習慣も見直すことが薄毛対策には必要ですね。
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