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海外セレブの間で流行のニワトリ飼育
アメリカのセレブの間で最近 ニワトリ飼育が流行っているそうです。
一昔前までガーデニングをやっていたセレブ達が今はニワトリを飼っているといいます。
文字通り庭で飼うケースが多いのだが、ニューヨークなどの都会地に住むセレブの中にはニワトリ用のおむつをはかせて室内で飼う強者も居るそうです。
(だいたいニワトリ用のおむつが存在する事自体が驚きではあります。)
理由は2つあります。
一つはやはり近年先進国では当たり前となった食の安全に対する意識の高まりです。
良く知られている事ですが、一般的に販売されている卵は狭いケージのなかにすし詰めにされ、外の空気にも触れることなく不健康に育てられたニワトリから取っています。
このようなニワトリは病気にならないよう、抗生物質漬けです。
そのようなニワトリから取られた卵は当然ながら健康にいいとは考えにくく、ニワトリを自宅で飼えば、新鮮で安全な卵が確実に手に入り、エサも与える薬なども自分なりの安全基準で選択できます。
二つめは子供の食育のため。
ネコや犬などのペットは情操教育には良いが、食育まではできない。
この辺りの発想はいかにもアメリカのセレブですね。
食の安全と情操教育
私が幼い頃、私の祖父母もニワトリを畑で飼っていました。
毎朝、ニワトリ小屋から卵をいただいていました。
当然生まれたてのほやほやでまだニワトリの体温が残っていて温かでした。
新鮮さはもちろんの事とてもおいしいのです。
ニワトリにも種類があり、種類が違えば当然生む卵の味も違います。
例えば烏骨鶏 (うこっけい)と呼ばれる種類のニワトリがいますが、しかしながらこのニワトリ、産む卵の数が少ない上に飼うのが難しいのです。
そしてこの卵は知る人ぞ知る高級食材。
それが自宅で食べられる!なんとも贅沢な話じゃないでしょうか。
犬や猫のペットと同様、生き物を飼う事による情操教育にもとても良かったと思います。
卵を産むメスだけでなくオスも飼えば栄養価にまさると言われる有精卵も取れます。
上手くすると雛をかえす事もできるのです。
ひよこが生まれた時の感動は今でもよく覚えています。
餌は主に家庭から出る残飯。
雑草や虫などをあげても平気で食べるのです。
このように餌を与え、卵を取っていただくこの過程自体が自然界の循環だと思います。
文字通り食物連鎖を体感できるのです。
子供の食育まで考慮するなんてすごくアメリカのセレブっぽい話ですね。
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