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抗酸化サプリメントの抗酸化とは?
抗酸化という言葉は、今まで耳にされたことがありますか。
体に入った酸素は、本来全部使われ、エネルギーに変わるのですが、それが全部使われず、残ってしまうと、酸化してしまい、いわゆる「錆びた状態」になってしまいます。
この余って酸化した酸素のことを活性酸素と呼びます。
この錆びた状態は連鎖してどんどん増えてしまい、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病を引き起こし、老化を進めます。
そのため、これを抑える必要があります。
この体を錆び付かせないようにすることを抗酸化といいます。
抗酸化サプリメントとは?
抗酸化サプリメントといわれるものは、この体が錆びた状態をストップさせ、改善させるサプリメントです。
つまり活性酸素を除去する働きを持つサプリメントを抗酸化サプリメントといいます。
抗酸化に優れた栄養成分としては、ビタミンA、C、E、ベータカロチン、アントシアニン、セサミンなどがあり、それらの成分を含むサプリメントは抗酸化サプリメントです。
抗酸化サプリメントの売れ筋
わかさ生活のブルーベリーアイ
配合されている成分にアントシアニンとルテインがあり、これらが網膜の酸化を防ぐせ効果があります。
緑内障や白内障など、目の病気には酸化が影響するので、抗酸化サプリメントとしては有能です。
DHCのエンザイムQ10
コエンザイムQ10が不足すると、酸素を吸ってエネルギーを作り出す力が衰えます。
そのため、活性酸素が増え、特に老化が進むと言われています。
コエンザイムQ10は、高い抗酸化作用で、「錆びた状態」から体を守ってくれる成分です。
サントリーのセサミン
セサミンは、ゴマに含まれている抗酸化物質です。
ゴマですから、一日に大量にとるのは難しいです。
そのため、サプリメントとして手軽にとれるのでサプリメントです。
飲み続けることで、肌の調子が良くなったり、疲れにくくなったりすると人気です。
他にも、ビタミンがまとめてとれるマルチビタミンなども評判がいいサプリメントです。
抗酸化サプリメントをとり過ぎると…
病気を引き起こしたり、老化を進める活性酸素を増やさないために、抗酸化サプリメントをとる訳ですが、最近の研究で、衝撃の報告がされています。
2006年にアメリカで発表されたもので、健康な人が抗酸化を目的に、ビタミンのサプリメントをとり過ぎると、体内の酸化ストレスを高めてしまい、体によくない影響が出る可能性があるというものでした。
体が酸化するのを防ぐために飲んでいるサプリメントが、逆に酸化を進めてしまうことになるのです。
たくさんとればいいという訳でないことをしっかり理解しておく必要があります。
年齢と共に、生活習慣病のリスクは高まり、老化は進みます。
これらを少しでも抑えるために、抗酸化サプリメントを上手に利用することはいいことではないでしょうか。
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