ツライ冷え性を改善する薬膳の考え方を伝授!
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薬膳で冷え症を撃退
多くの女性が悩む冷え症。
年代に関わらず悩まされる方が増えていますが、実は季節も問わなくなってきていることはご存知でしょうか。
空気の冷えが著しくなる秋冬のイメージが強かった冷え症。
オフィスなどにかけられている冷房で、夏もひざかけが手放せないOLさんも多いと思います。
もとはあった力を引き出す薬膳の考え方
ですが、空気や空調で冷やされる季節だけ気を付けようと思わせるのが、冷え症の落とし穴です。
オフィスや自宅、室内スペースの多くが、エアコンで快適な温度に保たれるようになると、私たち人間にもともと備わっていた調節機能はだんだん衰えていきます。
暑いと汗をかいて体表面の温度を下げたり、寒ければ震えることで体を温め、血の巡りを良くするなどを、昔は誰もが自然に出来ていました。
本来なら、多少の変化には対応できるはずの私たちの体の力を、食事で取り戻す。
それが薬膳の考え方です。
病気を治すというのではなく、もとはあった力を引き出すということで、気軽に始めてみるには冷え症改善はとても良い機会かもしれません。
冷え症改善には体を温める食べ物
薬膳というと難しそうですが、冷え症改善であればやはり、勧められるのは体を温める食べ物。
すっかり一般的になった温め効果のある食材といえばショウガですよね。
でも、ショウガの辛みや香りが苦手だったり、料理への取り入れ方が難しいと悩む方もいるようです。
ショウガもそうですが、取り入れやすいのは香辛料や香味野菜。
これらが全般的にダメ、という方は少ないのではないでしょうか。
刺激のある香辛料は、体を温める作用があるものが多いです。
唐辛子やコショウ、シナモンや八角など、料理の種類が和洋中どれかに固定されていないのも魅力的です。
また薬膳では、食材に体を温めるものを選ぶほか、食べ方にもこだわると良いとしています。
温かいメニューを温かいうちに食べる、冷えは消化不良を引き起こすので、消化に優しい食材も合わせて取り入れるなどを勧めています。
何となく古臭いイメージのある薬膳ですが、体の力を取り戻すという考え方は、むしろ現代人の悩みに向いているといえそうですね。
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