ウソ・ホント?!睡眠不足が体重増加を引き起こす!
睡眠は私たちの体が生きていく上でとても重要なのは、皆さんご存知だと思います。
では、健康やダイエットとも深~い関わりを持っているというのは知っていますか?
今回は、この睡眠の大切さについて考えてみてください。
まず、睡眠不足が体重増加を引き起こすかどうか説明していきたいと思います。
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睡眠不足は危険なサイクルに陥る
想像してみてください。
仕事中に睡魔が襲ってきたとき、コーヒーと甘いお菓子に手を伸ばしたくなりませんか?
仕事後、体を動かすことや帰って料理を作る気力もわかないため結局、安くて速いスーパーのお惣菜、ハンバーガーなどで済ましてしまうという経験はありませんか?
睡眠不足は私たちの体にとってとても危険なサイクルをもたらし、徐々にあなたのウエストラインや健康状態を蝕んでいきます。
アメリカで発表された研究では、睡眠不足の人ほどポテトチップスやファストフードなど、何のためらいもなく糖分のかたまりのような食べ物に手を出してしまう傾向があるということが分かったようです。
ここで選択する食べ物が一日のエネルギー源となるわけですが、これが原因で体がエクササイズできない状態になり、最終的に肥満病や更なる重度睡眠不足に陥ってしまうのです。
睡眠不足とは上手く例えると、クレジットカードでつくる借金のようなものです。
赤字になっても尚借金が蓄積されていくと、高額な利子を払わなければならなくなり、全て払い戻すまで口座が閉まってしまうのとまったく同様です。
睡眠時間を削りすぎると、しっかりと付けがまわってきます。
特に睡眠をとったからといって劇的に痩せるということではないのですが、睡眠不足は体の代謝量、カロリー消費量に大きく影響してきます。
寝ている間になにが起きているの
私たちが普段眠っている間に消費されるカロリーはすべて脂肪から優先されます。
例えば、72kgの男性だと1時間に70kcal消費されます。
さらに、私たちの体に欠かせない成長ホルモンも眠っている間に作られます。
ここで重要になってくるのが、グレリンとレプチンというホルモンです。
この2つは脂肪燃焼と深い関係をもっています。
まず、グレリンは食べてと命令を出すホルモンです。
体が睡眠不足の状態の時は残念なことにグレリンは急増化してしまいます。
レプチンは逆に食欲と代謝の調節をしてくれるホルモンですが、睡眠不足時は数が減少します。
さらに筋肉量のメンテナンスをしているインシュリンにも大きく影響するため、脂肪が増えるばかりか筋肉にエネルギーが届かないために運動も効率よくできなくなります。
つまりは、睡眠が足りていないとダイエットやトレーニングをしている人にとって肉体的にも精神的にも最悪なコンディションとなるのです。
ダイエットに励んでいる方、エクササイズや食事制限ダイエットでつらい思いをする前にまず自身の睡眠について見直してみてはどうですか?
もしかしたら、キツイとおもっていたダイエットもラクになるかもしれません!
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