手軽なシリアルの表記で注意して欲しい4点
今回は朝食の定番、手軽でおいしいシリアルです。
朝食としてシリアルはやはり西洋文化（特にアメリカ）が主要でしょう。
スーパーにいくと一目瞭然ですが一列すべてシリアルでうまっているほどたくさんの種類が販売されています。
ヘルシーなシリアルとして有名なのがオートミールというもので、栄養満点ランチタイムまで満足感が持続します。
しかし、みなさんもご存知だと思いますが、すべてがオートミールのように健康的ではないのです。
というかほとんどのシリアルに問題があります。
シリアルのパッケージにはダイエット生活に！とか栄養たっぷりとか、私たちを惑わせることがたくさんかいてありますが実際は本当なのでしょうか？
朝食をつくることが面倒、時間がないなどでお子さんにシリアルを出したり、毎日食べているという方は必見です。
目次（クリックできます）
注意して欲しい点 シリアルのパッケージ
まず、先ほどにも述べたシリアルのパッケージについてお話ししましょう。
当然すべてが真実ではありません。
まあ、これも相手にとっては真剣なビジネスとなるわけですから、状況は分かりますね。
私たちもメディアの情報を全て鵜呑みにしないと同じで、シリアルだけでなく商品のパッケージに記載されたキャッチコピーを100%信じてしまうのは危険です。
例えば「自然」、「オーガニック」という記載があったとします。
みなさんが普段イメージするのは「無添加」、「加工されていない」などですよね。
しかし、シリアルのパッケージに書いてあっても基準が指定されていないことが多いので、必ず入っていないとは限らないのが現状です。
特にアメリカの商品はそれがとても曖昧となっています。
さらに、よくパッケージにどこかの団体認定「心臓に優しい」ことを表すマークが入っているものをよく見ると思います。
市場の重たい圧力によってラベルやマークなどどうにでもなる今の時代、マークが付いているからといって、シリアルの中で最も優れているという証明にはなりません。
注意して欲しい点 記載されている材料
パッケージ記載の誤報は材料記載の箇所までに及びます。
シリアルの場合に多いのが加工されていない全粒粉を使用しているというアピールです。
全粒穀物商品専門家によると、たとえ加工された穀物がほとんどであっても記載して問題ないそうです。
誰も商品を掘り出して調べ上げたりしないからでしょうか。
「ふすま」や「小麦胚芽」に関しても同じことが言えます。
全粒穀物の製品を選ぶ目的、理由はご存知ですか？
加工された穀物は血糖値・エネルギー値を勢いよく上げ崩壊させてしまいます。
これは、過度の食欲を促してしまうため肥満・糖尿病を引き起こす恐れがあるのです。
注意して欲しい点 糖分
シリアルには大量の砂糖が含まれています。
これは健康にとても悪影響なため、がん・心臓病・高血圧症などのあらゆる病気の引き金になると言われています。
シリアルにはもともと天然の糖分が含まれていますが、問題なのが加工された砂糖がさらに追加されているということです。
考えただけでもゾッとしますが、2014年に話題となったのがパッケージ裏の栄養素リストに天然と加工砂糖との割合が示されていなかったのです。
ある児童保護の団体が調査を行った結果、朝食にたべるシリアル1杯に含まれる糖分は、人間が一日の糖分摂取量の限度を2～3倍超えてしまう量なのだそう。
小さいお子さんやお年寄りのかた、代謝量が低い方は要注意です！
注意して欲しい点 食物繊維
最後に食物繊維についてお話します。
オートミールのような食物繊維がたっぷり入った朝食をとるのはとても賢い選択だと思います。
さらに、満腹感を持続させてくれることで間食が減りダイエット効果もあるからうれしいですね。
ダイエットだけでなく、腸の調子や消化器官の健康を整えてくれることからあらゆる病気からあなたを守ってくれます。
さて、たまに市販のシリアルにも食物繊維たっぷりと書かれたものを見かけますが、この食物繊維は天然ものではなく加工された後、商品に付け足されたものとなります。
やはりオートミールのような天然物より質は落ち、健康的な効果は得られないのが現実です。
シリアルが好きな方、朝時間が無い方、シリアルを毎日食べるのではなく他の物で代用してみると良いでしょう。
オートミールもフルーツやヨーグルトなどを混ぜれば自然の甘さが味わえます。
時間がない方やお子さんには、バナナやリンゴ、グレープフルーツとヨーグルト、など工夫してみてください。
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