にきび、肌荒れに効果的な簡単薬膳法
思春期から始まり、長く女性を悩ませる、にきびや肌荒れ。
合う化粧品がなかなか見つからないのはおろか、使用していた化粧品が突然合わなくなることも少なくありません。
だからといって放置していたら、状態は悪化するばかり。
塗って駄目なら、思い切って肌質から改善してみませんか。
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最近ブームの薬膳
専門のカフェなどでプチブームになっている、薬膳。
薬膳というと薬のイメージが強いもの。
朝鮮人参やスッポンが思い浮かび、なんとなく苦そうなイメージですよね。
けれどそんなことは全くないんです。
薬膳はもともと、中国の食医というお医者様が、王様の体調や季節に合わせて献立を考えていたのが始まり。
王様にまずいものを食べさせるわけにはいきません。
つまり薬膳は美味しく食べられることも必須条件なのです。
特別な食材は必要ありません。
スーパーで気軽に買えて薬膳効果のある食品はたくさんあります。
ニキビに効果的な薬膳
脂の分泌が活発すぎてできる思春期のものと違い、大人の場合は老廃物が毛穴に詰まって出来てしまうことがほとんどです。
体の毒素を出す効果がある食材は、ざっくり言ってしまえば苦いもの。
冬に溜めこんでいたものを一気に放出する春に旬を迎える食材が中心で、たとえばタラの芽、フキノトウなどがそれにあたります。
一年を通して比較的手に入りやすいのはゴーヤなどでしょう。
夏野菜にも、体に溜まった熱と一緒に毒素を出すはたらきがあります。
肌荒れに効果的な薬膳
肌荒れは、薬膳でいう「気」という力が弱まった場合に起こります。
この大きな原因がストレスです。
ストレスは消化器官のはたらきを弱めるので、栄養が吸収されづらく、蠕動運動が弱まり便秘も引き起こします。
吸収も排出も出来ないとなれば、体内には毒素がたまるばかり。
咀嚼はストレスを緩和する効果があるので、レンコンやセロリなど、噛み応えのある野菜が「気」の力を補います。
またたくさん噛むと、胃の動きも活発になります。
意外にも簡単で取り入れやすい薬膳で、肌質を内側から改善していきましょう。
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