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腹筋から始める筋トレってダイエット効果はあるの?
ダイエットのための運動として腹筋から始める人も多いでしょう。
ウエストが気になっている人なら、特に腹筋運動から始めることかと思います。
しかし、腹筋運動を行ったからといってお腹の脂肪がとれ、ウエストが細くなるという訳ではありません。
腹筋運動は、筋肉は付くかもしれませんが、脂肪を燃やすには効率が悪いのです。
筋肉をつけることと、脂肪を燃やすことは別のことだと認識しなければなりません。
運動(ダイエット)をする上で重要なのは消費カロリー
ダイエットを目的とした運動を行う際には、消費カロリーを増やすことが大切です。
そして、消費カロリーを効率よく増やすためには、筋肉をたくさん使う運動をしなければなりません。
ただ、このとき、気にして欲しいことは、筋肉には大きさがあり、大きな筋肉を使うほど、消費カロリーも増えるということです。
実は腹筋は、面積は広いのですが薄い筋肉なので、体積は大きくありません。
よって、腹筋運動によって消費カロリーを増やすというのは、効率が悪いのです。
例えば、スクワットを10回行ったときのカロリーを腹筋運動で消費するためには、300回~400回必要と言われています。
さらに、運動後もしばらく代謝が上がった状態が続くという効果もあります。
まずは、大きな筋肉を使う運動を行うことで、消費カロリーを増やし、脂肪を燃やしやすくすることを目指すべきなのです。
ダイエットにおすすめの筋トレは?
消費カロリーを増やすことに最も適した筋肉は太ももの前側の筋肉です。
この筋肉は大腿四頭筋といい、股関節の上から膝の下まで繋がっている筋肉です。
この筋肉を使った運動としては、ジョギングやスクワット、さらには階段上りがあります。
階段を上ると、平地歩行に比べ2倍以上のカロリーを消費します。
ただ、歩行と違って、20分間階段を上り続けるということは出来ないので、駅やマンションなどでこまめに階段を使うようにすると良いと思います。
また、ずっと太ももの筋肉を使う運動を行っていると、今度は筋肉がついて、太ももが太くなってしまうので、筋肉がしっかり刺激されたら、体幹や腕を含めた全身運動を行うようにしていったら良いでしょう。
この段階になると、脂肪を燃やす為に低負荷の運動が中心になります。
心拍数でいうと120回/分程度の運動が適しています。そして、1回の運動時間を20分以上行うようにして下さい。
脂肪が燃焼するためには20分以上の運動が必要だからです。
そして、楽しく行えることも長く続けるには大切なので、いろいろな運動やスポーツにトライしてみて、自分に合った運動を見つけて下さい。
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