目次(クリックできます)
ダイエットには筋肉痛は必要?
ダイエットに筋力トレーニングが有効だと知っている人は徐々に増えてきています。
筋肉量が増えると僅かながら基礎代謝量が増え、血流や代謝も増したり、姿勢や関節の維持、そしてよりアクティブな生活をできるため日々の生活の消費エネルギーが増加しダイエットにとても効果的なのです。
そして脂肪をもっとも燃焼する有酸素運動の前に筋力トレーニングをすると脂肪は早い段階から燃焼率が上がりダイエットにはさらに効果的になります。
筋力トレーニングはさまざまな効能があります。
しかし筋力トレーニングは実に奥深く正しく行わないと効果が無いばかりか怪我のリスクも高めてしまいます。
そのためジムなどに通い、知識を有するトレーナーに指導してもらうことが大切です。
やり方を教わりある程度、要領を掴めば一人で行える筋力トレーニングが増えてきます。
最初はひどい筋肉痛に襲われるでしょう。
しかし徐々に筋力トレーニングに慣れてくると翌日に来る筋肉痛が和らぎ、さらには筋肉痛がほとんど来なくなってしまう場合が往々にしてあります。
これは嬉しい半面、どうしても筋肉痛の現れでトレーニングの成果を測るようになってしまうため筋肉痛が来ないとトレーニングが足りなかったのか心配になってしまう人も少なくありません。
そのため必要以上に回数や重量、または頻度でトレーニングをしてしまい、オーバーワークに陥ってしまう人もいます。
そうならないために筋肉痛について理解しておく必要があります。
筋肉痛の原因
実は筋肉痛の原因は現代科学を持ってしても完全には解明されていないのです。
もっとも有力な説は、トレーニングをし筋肉が傷つきそして回復する過程で炎症を起こし、それを痛みとして感じるという説です。
その回復過程で筋肉は以前より少しだけ大きくなって回復する、つまり「超回復」が起こります。
超回復する前の回復過程で筋力トレーニングを行ってしまうと、筋肉は回復しきれず、むしろ縮小してしまうと言われています。
つまり短い期間で筋力トレーニングをし続けると、筋肉量はどんどん減ってきてしまうと言われます。
しかし現実とは違う部分もあるのです。
筋肉のプロフェッショナルのボディービルダーは毎日筋力トレーニングをします。
同じ部位を連続して鍛えることもあります。
また彼らは筋肉痛にならないように筋力トレーニングをするのです。
筋肉痛になってしまうと次の日のトレーニングが痛みからできなくなるか効率が悪くなってしまうからです。
また肉体労働勤務をしている人たちの体は筋肉隆々でたくましいものです。
彼らは毎日重いものを運び筋肉を酷使しています。
超回復の理論からすると彼らの筋肉はどんどん少なくなっていくはずです。
しかし現実は違います。
肉体労働者やボディービルダーの肉体を見れば明らかです。
ルールを守ってしっかりトレーニングを
一般人がボディービルダーのように毎日トレーニングをする必要はありませんし、むしろするべきではありません。
疲労からくる怪我のリスクが極めて高くなります。
それよりも筋肉痛にこだわらずジムのトレーナーと決めた回数と重量をしっかり守り、一定の回数を達成できれば負荷を上げていくといったようなルールをしっかり守り行うことが重要です。
筋肉痛にとらわれず心地よい疲労を楽しみながらトレーニングをしていきましょう。
スポンサードリンク