くすみがちの肌は、元気がなく暗い印象を周囲に与えてしまいます。
くすみは、血行の悪さが原因で現れてきます。
そのような血行不良の状態を改善する栄養素が、鉄分です。
鉄分は、血液中の酸素を体の隅々まで運ぶヘモグロビンの材料となります。
鉄分を豊富に含む食材を積極的に取ることで、夕方までくすみの気にならない、透明感ある肌を維持できます。
また、気になる目元の青くまも同時に改善することができるので、イキイキとした瞳にもなれます。
乾燥が気になるカサカサ肌の改善には、肌の潤いをグンとアップさせるビタミンAを摂ることです。
ビタミンAは、肌のターンオーバーを促進するため、みずみずしく健康的で透明感ある新しい皮膚を生まれやすくします。
肌循環自体がよくなるので、あらゆる肌トラブルが起こりづらい肌を作りだすことができますよ。
目次(クリックできます)
【肌のくすみに効く食品1】
健康なお肌づくりに不可欠な「たんぱく質」。
動物性たんぱく質は、必須アミノ酸がバランス良く含まれていて、お肌を美しくしてくれます。
お肉類は脂肪分が多いので、植物性たんぱく質と上手に組み合わせてコントロールしましょう。
肉類、魚介類、卵、乳製品(チーズ、牛乳など)、大豆製品(納豆、豆腐など)に多く含まれています。
【肌のくすみに効く食品2】
黒ずみ、くすみ、シミのモトになるメラニン色素の増加を抑えてくれる効果がある「ビタミンC」。
酸化からお肌を守り、美肌ケアに欠かせないコラーゲンの生成を促してハリ・つやをアップしてくれます。
免疫力アップにも役立つので、夏バテや夏風邪予防にも効果的です。
ブロッコリー、カリフラワー、パプリカ、キャベツ、れんこん、イチゴなど緑黄色野菜に多く含まれています。
【肌のくすみに効く食品3】
酸素を全身に運ぶ成分「鉄分」は、不足すると黒ずみやくすみの原因に。
女性の1日の摂取目安は12mgです。
月経で失われやすいので意識して摂取するようにしましょう。
また男女問わず、これからの季節は鉄分を失いやすいので注意が必要です。
汗と一緒に鉄分が失われるため、貧血気味になりやすいのです。
レバー、赤み肉、まぐろ、牡蠣、あさり、がんもどき、ひじき、小松菜などの食品に多く含まれています。
【肌のくすみ対策とまとめ】
冷え性の人、運動不足の人、ストレスをためる人、便秘気味の人、このような人は血行やリンパの流れが悪くなっている可能性があります。
血行が悪くなると、毛細血管に栄養が行かなくなるので肌がくすんで見えます。
リンパの流れが悪くなると、老廃物が排出されず肌のターンオーバーも上手くいかなくなるので肌がくすむ原因となります。
血行不良を予防するためには、冷え、運動不足、ストレス、便秘などの原因の改善に努め、血行が良くなっている入浴後などにマッサージする習慣を見つけるといいかもしれません。
また、今のクレンジング方法や洗顔方法でしっかりお化粧を落とせていますか?
お化粧が落とし切れていないと、毛穴や肌に化粧汚れや皮脂がたまって肌がくすんで見えます。
肌が乾燥しているのに皮脂の分泌が過剰にあり、黒っぽくテカっているような人は、今一度自分のクレンジング・洗顔を見直すことも、くすみの改善にいいでしょう。
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