目次(クリックできます)
有酸素運動は脂肪をエネルギーに変える
ダイエットには有酸素運動が一番効果的と言われています。
その理由は、有酸素運動は体内に多くの酸素を取り込み、そして脂肪をエネルギーへと変えるのです。
つまり有酸素運動を長い時間行えばそれに比例して脂肪は使われ減少していくのです。
走った距離×体重=消費カロリーとなるので、例えば42.195kmのフルマラソンを体重50kgの人が完走するとおよそ2000kcalを消費します。
脂肪は約9kcalのエネルギーを持っているので、フルマラソンを完走できれば222gの脂肪が減ることになります。
フルマラソンを走って脂肪減少が222gでは少ないように感じる人は多くいるでしょう。
そしてフルマラソンを完走できれる人自体もはそう多くいません。
しかしそれを1ヶ月かけて走り切るという方法もあります。
例えば水曜2.5km、土曜5km、日曜2.5km走れば週に10km走ることになり、4週で40km走ることになります。
初心者でも5km程度ならすぐに走れる距離です。
週20km走れるようになれば月で計80km走り、4000kcalを消費し500g前後の脂肪が月に減っていくのです。
無酸素運動は脂肪をため込まない効果が
一方、筋力トレーニングは無酸素運動に分類されます。
一昔前までは無酸素運動では脂肪は使われないと言われていましたが近年、無酸素運動でも少ないながらも脂肪が使われていることがわかっています。
無酸素運動は体の中に蓄積されているわずかな糖をエネルギー源とします。
糖はエネルギーとして使われやすい一方、使われなければ脂肪となって体に蓄積されてしまいます。
つまり無酸素運動は脂肪を減らすというよりも脂肪を溜め込まないための効果のほうが高いのです。
組み合わせで効果的なダイエットを
そして有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることで、脂肪燃焼の効果は増します。
最初に無酸素運動で体内の糖を使ってしまうことで、次の有酸素運動で脂肪が燃焼されるまでの時間を早めることができます。
無酸素運動をすることで脂肪をすぐに燃焼できる状態になるのです。
このゴールデンコンビを行うことでダイエット効果は格段に増すのです。
ダイエットは継続的に行うことが大切です。
無理をしないで自分にあった運動を行うことがもっとも重要です。
最初の段階では無酸素運動や有酸素運動にこだわらず熱中できる運動を見つけ、楽しみながら無理なく続けることが大切です。
スポンサードリンク