便秘の原因は、便がかたくなったり、腸の動きが低下していることが考えられます。
そのような便秘は、腸の動きをよくしたり、便をやわらかくする食べ物を積極的にとることで解消できる可能性があります。
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■食べ物で解消できない便秘
一方、病気が原因の便秘は、食べ物だけでは解消出来ないことがあります。
食物繊維の摂取は、便を軟らかくしたり、腸の動きをよくするので、便秘解消のためにはとても大切です。
食物繊維は、1日に20gが摂取の目安とされています。
では次に、食物繊維が豊富に含まれる食べものをご紹介します。
【便秘に効く食品1】
納豆は、食物繊維がとても豊富です。
1パックに約3g程度の食物繊維が含まれています。
朝食に納豆を毎朝食べることを心がけるといいでしょう。
納豆以外には、きなこ・おからなどの大豆製品、インゲン豆・あずき・えんどう豆などの豆類にも食物繊維が豊富に含まれています。
【便秘に効く食品2】
栄養価の高さで知られるアボカドも食物繊維が豊富な食べ物です。
1個150gであれば、約8g程度の食物繊維が含まれます。
ただアボカドはカロリーが高めでボリュームもあるので、食べ過ぎには注意しましょう。
最近では、女性の間でも流行りだしたアボカドです。
ランチなどでオシャレに便秘解消してみてもいいかもしれません。
【便秘に効く食品3】
キムチなどを食べることで体の乳酸菌が増えて、体内環境が良くなるとされています。
また、キムチの材料であるトウガラシ・白菜には食物繊維も含まれているので、便秘解消のために積極的に摂りたい食べ物といえます。
トウガラシの辛み成分には、腸の動きを良くする働きがあるとされています。
【便秘に効く食べ物のまとめ】
ちなみに、便秘を悪化させるものにはタンニンが多く含まれている物が代表的です。
柿・赤ワイン・コーヒー・緑茶などに含まれています。
タンニンは、ポリフェノールの一種で、便を硬くしてしまうことがあります。
適度であれば問題ないですが、食べ過ぎ・飲み過ぎは控えましょう。
糖分の多い食べ物も便秘には要注意です。
チョコレートや菓子パン・ケーキなど、糖分が多い食べ物は便秘を悪化させることがあります。
体内の悪玉菌は、糖分が増えると増殖してしまいます。
また糖分を過剰に摂ると、胃腸の働きが悪くなり排便がうまくされなくなってしまうこともあるようです。
アイスクリームなどの体を冷やす食べ物・飲み物は、胃腸を冷やして機能を低下させてしまうことがあります。
冷えることで胃腸のはたらきが悪くなると、排便がされにくくなるため便秘になりやすくなったり、逆に冷たいものを過剰に摂ることで下痢になることもあります。
冷たい物を日常的に摂り過ぎていると、胃腸のはたらきが不安定になり、便秘と下痢を繰り返す可能性があるので注意が必要です。
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