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トレーニング7原則の「全面性の原則」
トレーニング7原則の「全面性の原則」について少し詳しくお話していきます。
「全面性の原則」とはどういうものか概要を復習しましょう。
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3) 全面性の原則
「全身をバランスよくトレーニングする」ということです。
人間の身体というのは脚だけ、腕だけ、お腹だけというように一部分だけトレーニングをしても効果があまり出ません。
そのため、鍛えたい部分は重点的にやるべきですが、全身バランスよくトレーニングをしましょう。
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意外に思われる方もいるかもしれませんが、一部分(腕だけ等)だけをトレーニングをしても効率良く筋肉はつかない場合が多くあります。
※アームレスリングのような競技においては右腕だけをひたすら鍛え続けた結果、右腕のみ異常に発達した筋肉がつくこともあります。
どういう事かというと上半身を鍛えたい人の場合。
1) 上半身だけのトレーニング
2) 全身のトレーニングかつ上半身を重点的にトレーニング
1)、2)のトレーニングにおいて、同じ時間の2)トレーニングをしても結果的に2)のほうが上半身を鍛えることができる、ということです。
なお、はじめのうちは1)のほうが上半身は鍛えられたように見えることもありますが、最終的には2)のほうが上半身は鍛えられます。
トレーニングは全身バランス良く鍛えることが重要
各種スポーツにおいても全身のバランスが大事です。
サッカーは脚を主に使用するスポーツですが上半身の筋力も非常に大事です。
事実サッカー選手の上半身の鍛えられ方は素晴らしいと思います。
また、ボクシングは腕の筋力が非常に大事なイメージがありますが実は腕の筋力は必要なく、下半身の筋力のほうが大事という人もいるくらいです。
日本刀などに代表される刀剣を想像していただいても同様です。
あれは全体をバランス良く鍛えることが大事なんです。
少しでもバランスが悪ければすぐに折れてしまいます。
結局、人間の身体もバランスが悪ければそこが弱点となり壊れてしまう可能性があります。
そのため、スポーツのためにトレーニングをする人も、部分痩せダイエットをしたい人も全身バランス良く鍛えたほうが効果的なトレーニングになります。
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