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「漸進性の原則」とは
トレーニング7原則の「漸進性の原則」について少し詳しくお話していきます。
「漸進性の原則」とはどういうものか概要を復習しましょう。
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2) 漸進性(ぜんしんせい)の原則
「筋肉への負荷は徐々に上げてトレーニングする」ということです。
筋肉は強くなっていきますので、負荷になれてしまいます。
そのため、重さや回数を上げて過負荷をかけ続ける必要があります。
※「漸進」の意味
だんだんに進むこと、少しずつ進歩すること等
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※時に「過負荷漸進性の法則」と2つ合わせて説明する場合もあります。
それほど「過負荷の原則」と密接な関係があります。
具体的にトレーニングの際にはどうするの?
トレーニングをする際は、前回トレーニングしたときより一段階おもりを重くする必要があります。
なぜなら、筋肉に過負荷をかける必要があるからです。
ダンベルなどは1kgずつ重くすることはできると思いますが一般的なトレーニング器具のおもりは1kg単位ではないので微調整が難しいかもしれません。
もし、おもりを上げると一気にきつくなってしまう方は前回と同じ重さで”回数を増やす”ことで過負荷をかけていきましょう。
無理をして怪我をしてしまっては本末転倒です。
トレーニングで大切なのは自分にあった方法を続けること
漸進性とは”徐々に進むこと”なので、一気に進もうとしてはいけません。
逆に重さを上げて、回数を減らすという手段もあります。
普段は10回×3セットだったのを、重さになれる目的で8回×3セットにするなども有効な手段です。
どの方法が一番良いということはありません。
自分にあった方法が一番いいのです。
また、トレーニングを続けていると、どこかで限界を迎えることがあります。
何でも最初は伸び率がいいものなので、最初のうちは前回より重くしてもできるものですが、ある程度トレーニングをするとそれができなくなります。
その際は、2~3回は同じ重さでやって問題ありません。
それだと、過負荷をかけることができないという場合は前回と同じ重さで回数を1回だけ増やすなどして、筋肉に過負荷をかけていきましょう。
「漸進性の法則」は焦らないことが肝心です。
一緒のタイミングでトレーニングをはじめた人が自分よりも重いおもりでトレーニングをしていても焦って一気に重くしてしまってはいけません。
時に無理して重いおもりでトレーニングするよりも自分に合った重さでトレーニングしたほうが
効果がある場合もあるので、しっかりと自分のペースでトレーニングをすることを心がけましょう。
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