仕事をされていると、なかなか十分な睡眠時間を確保するのは難しいかもしれません。
しかし、ダイエットにとって睡眠はとても大切な要素です。
睡眠中、私たちの身体は修復作業に入ります。
例えば、成長ホルモンが分泌され、脂肪の分解が起こります。
筋肉も睡眠中に合成されます。睡眠を疎かにしていると、
他のダイエットに取り組んでいても、
その効果を邪魔していることになっているかもしれません。
睡眠時間が短い人ほど太りやすいという研究もあるようです。
成長ホルモンの分泌は10時から3時の間に多くなります。
さらに睡眠3時間後が最も多く分泌される時間帯と言われていますので、
できるだけ10時にはベッドに入りたいですね。
また、反対にストレスを感じた時に出るコルチゾールというホルモンは、
脂肪を体内に溜め込む作用がありますが、
これは睡眠中には分泌が抑制されます。
仕事などによりストレスが掛かった状態で遅くまで起きていると、
それだけで脂肪がつきやすいということになります。
他にも、遅くまで起きていると間食する可能性が高くなります。
特に8時以降の間食は脂肪に直結しますので、
早く寝ることで間食しないという習慣を身につけることも大切です。
さらに、間食をすると胃の中が空っぽになるタイミングを逃してしまい
胃の活動性が低下してしまいます。
これは消化に係わることなので、とても重要なことと言えるでしょう。
とはいえ、早く寝ようと思っても、なかなか眠れないこともあると思います。
特に、これまで遅くに寝ていた人であれば尚更でしょう。
ベッドに入ってすぐに眠るためには、
寝る予定の1時間前からリラックスした気持ちになることが大切です。
寝るギリギリまでテレビを観ていたりすると、
目が冴えてなかなか眠れないようです。
さらに面白いことに、入眠のしやすさはその日の朝に決まります。
朝日を浴びるとメラトニンという物質が分泌されます。
メラトニンが分泌されてから14~15時間後が最も入眠しやすい状態になるので、
その時間にベッドに入るようにすると良いでしょう。
ちなみに、7時間の睡眠で約300kcal消費することも出来るので、
そういう意味でもしっかりと睡眠時間を確保たい所です。
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