スプーン1杯の美容法!えごま油の効果や効能とは | 女優・モデルのメイク方法と美容の秘訣ef2ba11dbfc0a161984c1eb677a0ed7f_s

しそ油をご存知ない方も多いと思いますが、えごま油ならどうでしょうか?

近頃の健康ブームの影響で名前くらいは聞いたことある方もいるのではないですか?
実は、えごま油としそ油は同じものなのです。

えごまはしそ科の植物で、見た目もしそに似ています。

シソ科の植物から採れた油として「しそ油」と呼ぶ場合と、植物の名前がエゴマなので「えごま油」と呼ぶ場合があるため同じ商品なのに異なる呼び方が存在するようになりました。

植物としてのえごまは、古くから油を取るために栽培されていて、搾った油は灯明用に使われたり、傘や提灯の防水加工の為に使われたりしていました。

また、韓国料理では、えごまの葉を肉などに巻いて食べたり、醤油漬けにして食したりされていました。

近年になり、えごまに含まれる様々な成分に良い効能があることがわかり、健康食品として脚光を浴びるようになりました。

次にしそ油(えごま油)に期待される効能について紹介します。

えごま油は、必須脂肪酸の1つであるαリノレン酸が60%と他の植物性油に比べて多く含まれている点が注目されています。

αリノレン酸は、体内でEPAとDHAに変化し、血液をさらさらにさせることから、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞に対する効能が期待できます。

また、えごまにはダイエットやお肌にもうれしい効能があることが分かっており、多くの女性から注目を集めています。

αリノレン酸の効果・効能
・認知症の予防
・記憶学習能力の向上
・血流改善、血栓予防効果
・アレルギー抑制(花粉症、アトピー性皮膚炎など)
老化予防
・うつの軽減
・中性脂肪・血中コレステロールの軽減(ダイエット効果)
・生活習慣病予防(高血圧、糖尿病、動脈硬化・不整脈)
・脳卒中の予防
ガンの予防(特に乳がん、肺がん、大腸がんに有効)
・視力アップ
美容・美肌効果
など様々な効能があります。

目次(クリックできます)

【しそ油(えごま油)がダイエットや美肌に良い理由】

951d0ab601b9c4d66e6caa968ebd6dae_sしそ油にはロズマリン酸というポリフェノールが含まれており、この成分がダイエットに効能があるとして注目されています。

ロズマリン酸は、炭水化物がブドウ糖に変化するのを抑え、体に吸収しないように働きかけます。

つまり、しそ油を摂取すると、余分な脂肪が体に溜め込まれず、結果としてダイエットにうれしい効果があるのです。

また、αリノレン酸が、美肌にも効果があるとして近年注目を集めています。

αリノレン酸には、アレルギーや炎症を抑える働きがあり、結果として美肌につながるのだそうです。

【しそ油(えごま油)が認知症に効果的な訳】

脳の神経細胞が老化したり、自分で受け止めきれないぐらいのストレスがかかる事で死んだ状態になる事で認知症は発症します。

神経細胞は壊れてしまうと元に戻らないので、認知症対策には記憶を保存する脳の神経細胞を壊して減らさないようにする事が求められます。

そこで登場するのがえごま油に含まれているα‐リノレン酸です。

α-リノレン酸を摂取すると体内でEPAあるいはDHAという脳の栄養素に変化します。

つまり、えごま油の栄養素の1つα‐リノレン酸は それ自体が脳に影響を与えるわけではなく体内に入ると青魚などの限られた食材にしかない脳に大切な栄養素EPAとDHAに変身し、結果、脳に影響を与えるというわけです。

EPAやDHAが血流を良くし脳に多くの血液を送って脳を刺激していくと老化によって動きが鈍かった神経細胞が活発に動くようになるんです。

これが、えごま油のα‐リノレン酸の効果なんです。

【しそ油(えごま油)がうつ病に効果的な訳】

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うつ病は、認知症と同じ脳の病ですが、認知症と違い、病気になってしまった後でも治療法次第で症状が改善するという事です。

認知症の場合は神経細胞が死んでいってしまうのですが、うつ病の場合は神経細胞は死んでいくわけではなく弱っていきます。

なので認知症の場合には治療ができずにその状態を止めることしかできないのですが、うつ病の場合には弱っている状態なのでもう一度元気にすればうつ病は治療が出来ると言います。

2011年アメリカのハーバード大学が発表した論文によると5万人以上の女性を対象とした試験でα‐リノレン酸を摂取することによって、うつ病の発生が減少したという報告があります。

【しそ油(えごま油)の血管若返に効果的な理由】

エゴマの中にはα-リノレン酸という脂質が入っていて体内に入るとEPAに一部変換されます。

このEPAは血管の万能薬とも呼ばれていて、厚生労働省が11年間 日本人4万人を対象に行った研究ではEPAや青魚に入っているDHAを沢山摂っている人と摂ってない人を比較すると動脈硬化によって起こる心筋梗塞がなんと65%も減ったという結果が出てます。

EPAやDHAを摂取すべきと聞くと、魚を食べなければ!と思いますよね?
1日にとりたい、EPAやDHAの量は1日に2gなんです。

それを魚で摂ろうと思うとサバ半尾を毎日食べなければいけません。

毎日サバを食べ続ける事は厳しいかと思いますが、えごま油なら大さじ1杯で大丈夫です。

このようにとても健康やダイエットに効果があるしそ油ですが弱点もあります。

それは熱に弱いことです。

高い熱を加えるとαリノレン酸が壊れやすくなる為しそ油で焼いたり、揚げたりするのには向いていません。

またしそ油は他の油と比べると酸化しやすく、味や栄養価が低下してしまいます。

そこで、開封前は光が当たらない場所に、そして開封後は冷蔵庫に保管して賞味期限にかかわらず約6週間位で使い切るようにしましょう。

【えごま油のおすすめの食べ方と1日の摂取量】

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これらのえごま油の特徴を踏まえたうえで、おすすめの食べ方を紹介します。

・サラダのドレッシング
・ピザやパスタにかける
・納豆に混ぜる
・卵かけご飯に混ぜる
・冷奴(しょう油に混ぜて)
・炒め物にエゴマ油を使う
(炒めたり煮たりするとαリノレン酸は壊れやすいので盛り付ける直前に垂らす)
・目玉焼きにかける
・ほうれん草をエゴマペーストで和える
・きんぴらごぼうにエゴマ油をを和える

[エゴマペースト作り方]

  • エゴマ(生) 300g
  • 砂糖 120g
  • お湯 150cc

生のエゴマをフライパンで炒り、香ばしいニオイがしてきたらミキサーで粗く砕き、さらにすり鉢で細かくすり潰す。

すりつぶしたエゴマに砂糖とお湯を加えればエゴマペーストの完成

しそ油(えごま油)の1日の摂取量は1日大さじ1杯程度です。

この量で厚生労働省が定めるオメガ3脂肪酸の食事摂取基準に達します。

健康に良いからと言って摂り過ぎるのは逆に体によくありません。

きちんと摂取量を守るようにしましょう。

【しそ油(えごま油)の活用例】

・えごま油クレンジング
えごま油でのクレンジングは毛穴にたまった皮脂汚れや黒ずみがなくなり肌が若返るとされています。

人間の皮脂は水には溶けないのでオイルクレンジングが必要なのですが、水に溶けやすい性質のあるエゴマ油はクレンジングに向いていると言えます。

えごまクレンジングのやり方は、小さじ1杯程度のえごま油を両手ですり合わせ、それを顔全体になじませ、シワに沿って約5分ほどマッサージしたら、あとは濡れタオルで優しく押さえるように拭き取るだけです。

・エゴマ油マウスウォッシュ
歯磨き後にエゴマ油でマウスウォッシュすると歯周病改善や歯が白くなる効果も期待できます。

また、タバコやコーヒーのヤニにはエゴマ油が効果的です。

ヤニは油汚れなので同じ油で落とすのが効果的なんだそうです。

えごま油マウスウォッシュのやり方は、えごま油大さじ1程度を口に含み顔の筋肉を意識しながらクチュクチュと約5分間口をすすぐだけです。

すすいだ後は飲み込んでもいいし、吐き出してもかまいません。

【えごまの関連商品】

エゴマ油の他にもえごまを生産している福島県では、えごまパウダーが人気になっています。

えごまパウダーというのは、えごま油を搾った後のカスをパウダー状にしたもののことです。

カスとはいえ栄養分は豊富に含まれています。

えごまパウダーは冷凍で長期保存(1年くらい)ができる事やα-リノレン酸の値がえごま油とほとんど変わらない点でも注目されています。

えごまパウダーの使い方ですが、だんご汁や和え物、煮っ転がしを作るのに最適で、うどんなど麺類の生地に混ぜて打ったり、蒸しパンにしたりするのもオススメです。

いかがでしたか?えごま油には良い効果がたくさんある事が分かっていただけたと思います。

1日小さじ1杯程度の摂取で、気軽に続ける事が出来るので、えごま油を日々の生活に摂り入れてみてください。



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