ダイエットに筋力トレーニングが効果的ってウソ!? | 女優・モデルのメイク方法と美容の秘訣kintore1

 

 

ダイエットの情報を探しているとよく目にする

「筋力トレーニングで基礎代謝をあげてダイエット」という情報があります。

 

今となっては当たり前のように言われているダイエットの方法論ですが、

一方でこの情報は嘘だといったものもの徐々に出てきています。

 

筋肉量と消費カロリー

ダイエットに真剣に取り組んでいる人なら、

一体どっちが本当のことを言っているのか気になるのは当たり前です。

しっかり知識を持っていれば不要な情報に惑わされることはありません。

 

筋肉量を1kg増やすと1日13キロカロリーがそれで消費されることになります。

たった13キロカロリーです。

梅のおにぎり1個がおよそ170キロカロリーあるのですが、

13キロカロリーがいかに少ないかわかると思います。

 

筋肉が1kg増えると1年で4,745キロカロリーを基礎代謝で消費するのですが、

脂肪は1g減らすのに7キロカロリー必要になります。

 

つまり筋肉1kg増えても脂肪は年間で約670gしか減らないのです。

 

また筋肉を1kg増やすには程度の差はあれ

3、4ヶ月みっちり筋力トレーニングをしないといけません。

 

つまり筋力トレーニングで基礎代謝をあげてダイエットすることは

理論的に間違っている、という話がちらほら出回っています。

しかしこれには多少の誤解が含まれています。

 

筋力トレーニングとダイエットの効果は嘘なのか?

確かに筋力トレーニングで基礎代謝はわずかしか増えません。

数ヶ月必死に筋力トレーニングしやっとの思いで1kg増えた筋肉で

1日わずか13キロカロリーしか消費しないのです。

 

大々的に筋トレだけで基礎代謝をあげて

ダイエットをしようと謳うのは少し乱暴かもしれません。

 

しかし筋力トレーニングを定期的に行っていくことで

体の表面の筋肉だけでなく体の中の心臓や血管などの

内臓系や骨なども丈夫になり、さらに柔軟性もあがります。

 

そしてその影響で先ほどの13キロカロリーという数字が

50キロカロリーに上がるといわれています。

 

運動で消費しようとすると体重50kgの人が20分ウォーキングして

やっと50キロカロリー消費できるのです。

いかに50キロカロリーを運動で消費するのが大変かわかる数字です。

 

また疲れにくいタフな体になることで今までよりもたくさん動くことができるのです。

それはよりたくさんのエネルギーを消費できるということです。

 

また筋トレをすると脂肪は遊離脂肪酸となり脂肪が燃えやすい状態になります。

この状態でジョギングなどの有酸素運動を行うと脂肪は格段に燃えやすくなるのです。

 

筋力トレーニングの効果はわずかではあるけれども

基礎代謝が増え消費カロリーは増し、

さらに内臓系も成長しより多くのエネルギーを

使う体になれるというのが実際のところです。

 

さらに筋トレを1時間行えばあくまで目安として300〜400キロカロリーの

エネルギーを消費でき、且つその後数時間は代謝が高い状態が続き

エネルギーを多く消費してくれます。

 

また筋トレは脂肪を遊離脂肪酸という燃えやすい形に変えてくれるので

有酸素運動をより効果的にしてくれるというメリットもあるのです。

 

「筋力トレーニングで基礎代謝をあげてダイエット」はウソではなく

少し説明不足ではあるけれども、

筋力トレーニングのメリットは多大にあることは間違いありません。



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