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1.たるみが集中する「口輪筋」
アンチエイジングの対象とはいわず、いまや20代のうちから悩む方も多くなってきた印象のある顔の「たるみ」。
頬の片方だけがたるんでえくぼのような皺がある、いわゆるマリオネットラインができてしまった、法令線が目立つ、もしくはその全部……顔のたるみの悩みの種類、程度は人それぞれですが、共通点もあることにお気づきでしょうか。
それは、口の周りにたるみが集中していること。実は口の周辺を支える筋肉の大黒柱ともいえる筋肉があり、これがおとろえると口元が一気にたるんでしまうのです。
その筋肉とは、口輪筋。読んで字のごとし、口の周りを輪のように囲んでいる筋肉です。
たるみというとどうしても、皮膚を引き延ばすようなリンパマッサージを取り入れがちですが、手で皮膚を摩擦すると、刺激などのデメリットも大きいのです。
まずは表情を動かすだけの簡単なフェイササイズを試してみましょう。
2.1回わずか10秒のお手軽エクササイズで、たるみレスへ
口を自然に閉じた状態にすると口輪筋には力が入りません。さらに言うなら、口角が上がっているよりも下がっていたほうが、より力がいらず、筋肉にとっては「楽」な状態となります。この楽な状態が保たれると、筋肉がおとろえていくというわけです。
トレーニングは、横楕円型の口輪筋を縦に引き伸ばします。
まず口を「オ」の形に開き、さらにできるだけ上下に大きく伸ばします。そして唇を前に突き出すようにして、10秒キープしてください。これを最低1日3回、暇をみつけて行うだけ。口輪筋は顔の多くの筋肉と繋がっているので、顔全体が刺激され、血行がよくなる効果もあります。デスクワークで疲れたときなどに取り入れると、顔のこりもほぐれます。
そしてもうひとつの日常から取り入れられるエクササイズは笑顔です。口を閉じ、口角が下がった表情が口輪筋を甘やかすのであれば、口角の上がったスマイルは最高のエクササイズですよね。
口輪筋トレーニングで、たるみがなく表情も明るい、愛されフェイスを目指しましょう。
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