ミランダ・カーをはじめ数々の海外セレブや芸能人に愛用者の多い事で注目を集めているスーパーフード、ココナッツオイルですが、その効果、効能が万能過ぎると話題になっています。
ココナッツオイルとはアジアやアフリカ、中南米の熱帯地方で作られる、栄養分の豊富なヤシの実から作られるオイルの事です。
ココナッツオイルをとりあえず買ってみたけど、どうやって使えばいいのか分からない。
なんて事になってる方はいませんか？それでは勿体無いです。
そこで、ココナッツオイルの効果、ココナッツオイルの使い方、ココナッツオイルの調理例を紹介します。
正しく使ってその効能を実感しましょう。
目次（クリックできます）
ココナッツオイルの効果
ダイエット効果
ココナッツオイルの中鎖脂肪酸はほかの油と違って体に蓄積されず、既に付いてしまっている脂肪を巻き込んで燃焼してくれます。
また、ココナッツオイルによるダイエットはあまりカロリー制限もしないでリバウンドしにくいとされています。
人間が動く時にはエネルギーを使いますが、その時のエネルギー源になるのが「ブドウ糖」と「ケトン体」です。
私達の主食であるご飯やパン、麺類等の糖質を食べると「ブドウ糖」がエネルギー源として使われます。
ブドウ糖ばかりがエネルギー源として使われると脂肪が分解されず、なかなか痩せれないという事になります。
ここで注目して欲しいのが、もう1つのエネルギー源となる「ケトン体」です。
人が飢餓状態になると体に蓄えている体脂肪がエネルギー源として使われます。
体脂肪が肝臓で分解され、ケトン体が作られます。
食べ物から摂取した糖の代わりに脂肪を分解する事でできたケトン体をエネルギー源として使う事で効率良く体脂肪が減り、ダイエットに効果的な方法と言えます。
この働きを助けてくれるのがココナッツオイルとされています。
便秘解消
ココナッツは栄養価が高く、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
ココナッツオイルを摂取する事で食物繊維の不足が解消できます。
また、現代を生きる私たちは日頃から食品添加物を摂取する機会が多いと思われます。
食品添加物とは、食品の製造段階で加工や保存を目的に加える化学合成品がほとんどです。
この食品添加物は腸内の絨毛というヒダにへばりついてデトックス効果を妨げてしまいます。
そのため腸内に便がたまりやすく、腸内環境が悪化して便秘になると言われています。
ココナッツオイルはそんな食品添加物を取り除く事ができます。
ココナッツオイルを摂取する事で腸内の環境を整え、デトックス効果も高まり便秘解消に効果的です。
冷え性予防
一般的な植物性の油には多価不飽和脂肪酸が多く含まれています。
これが甲状腺に負荷を与える事で機能を低下させ、冷え性を悪化させてしまうとされています。
しかし、ココナッツオイルの場合は、そのほとんどが飽和脂肪酸で出来ているので甲状腺に負荷を与えません。
更にビタミンE等の栄養素が血行を良くし、冷え性を改善してくれます。
しかし、冷え性対策としてココナッツオイルを摂取する場合はヴァージンココナッツオイルを選んで下さい。
ヴァージンココナッツオイルは無精製なので余分な物が入ってなく、有効成分のラウリン酸やビタミンEが豊富です。
逆に精製済みのココナッツオイルではトランス脂肪酸が添加されているものが多いので冷え性対策としては逆効果になってしまいます。
ココナッツオイルの使い方
①ボディーケア
《スクラブ》
グラニュー糖にココナッツオイルを混ぜ合わせ、全体がしっとりして上に少しオイルが残る程度にします。
使い方はお風呂上がりに適量取り、マッサージしながらグラニュー糖が溶けて無くなるまでなじませます。
グラニュー糖が溶けたら10分程置いて洗い流します。
また、塩とココナッツオイルを混ぜて作るスクラブには抗菌作用と古い角質の除去、ニキビ対策に効果的です。
作り方、使用方法共にグラニュー糖で作るスクラブと同様です。
《ボディオイル》
ココナッツオイルにはビタミンEが豊富な為、肌に塗ると乾燥から防いでくれ、肌荒れやシワ、シミが軽減します。
お風呂上りに塗るだけで保湿ローションとして潤いを与えてくれます。
ココナッツオイルは浸透性が高く、ベタつかないのも特徴で、洗い流す必要もありません。
《バスオイル》
いつも通り浴槽にお湯を張り、ココナッツオイルを10ml程垂らしてよくかき混ぜて使用する
《スキンケア》
ココナッツオイルを化粧水のブースターとして使うする事で柔らかく、もっちりとした肌にしてくれます。
使用方法は、化粧水を塗る前にココナッツオイルを1～2滴程顔に塗るだけです。
《日焼け止めとして》
ヴァージンココナッツオイルには紫外線を20%カットするという効果があります。
肌が弱くて日焼け止めが塗れないという方もヴァージンココナッツオイルなら完全無添加なのでアレルギー反応が起きずに安心です。
つけ心地もサラッとしているので夏の暑い時でもおすすめです。
《メイク落とし》
オイルクレンジング剤として使用できます。
ウォータープルーフのものは落ちずらいですが、ココナッツオイルをなじませてから普通に洗顔するとみるみる落ちます。
《妊娠線予防》
妊娠線が出来てしまいそうな所にヴァージンココナッツオイルと乳液を混ぜたものを塗り、ラップをして少し置いておくと効果的です。
②うがい薬として
ココナッツオイルでうがいする事を「オイルプリング」と言います。
口臭、歯周病、虫歯の予防、ホワイトニング効果が期待できるとしてセレブの間で流行ってるいる方法です。
オイルプリングのやり方は、スプーン1杯（10～15ml）のココナッツオイルを口に含み、15～20分程かけて口の中でくちゅくちゅとさせるだけです。
その時、オイルは飲ま込まず吐き出して下さい。
普通のうがいの様に上を向き、喉の奥までオイルを入れる必要はなく、1日1回行うと良いでしょう。
1日の中で口の中の細菌が最も多いとされている朝起きてすぐに行うとより効果的です。
もし、途中で苦しくなったら一旦吐き出してから続きを行いましょう。
排水口に吐き出してしまうとココナッツオイルが固まり、詰まりの原因になる場合があるので紙に吸収させて捨てる事をおすすめします。
③ヘアケア
ココナッツオイルによるヘアケアには頭皮環境を整え、乾燥やフケを防止すると共にヘアカラーなどで傷んだ毛先に潤いを与えてくれます。
女性のみならず整髪料を使う男性にもおすすめと言えます。
ココナッツオイルによるヘアパックのやり方は、ココナッツオイルを手に取り毛先までたっぷりとなじませ、頭皮をマッサージします。
頭全体をラップで包み、その上から蒸しタオルを巻きます。
この状態で1時間程放置した後、シャンプーをして洗い流します。
これを月に3回程度のペースでやる事をおすすめします。
また毎日のケアとしておすすめなのは、入浴後、髪にドライヤーをかけてまだ少し湿ってる状態の時にココナッツオイルを少量手に取りなじませるというやり方です。
洗い流さないトリートメントとして毎日の日課にしてみてはいかがですか？
ココナッツオイルの調理例
《まずはトースト》
トーストしたパンの上にココナッツオイルをかけていきます。
量はお好みですがスプーン2杯くらいが香りが立っておすすめです。
オイルが全体になじんだら蜂蜜を全体にうっすら回しかけます。
蜂蜜の代わりにココナッツシュガーやシナモンをかけてもおいしいです。
《お手軽、毎朝の飲み物に》
紅茶、緑茶、ホットミルク、コーヒー等の暖かいのみに大さじ1杯のヴァージンココナッツオイルを入れるだけです。
※冷たい飲み物ではオイルが固まってしまうので、ホットで飲んで下さい。
《バターの代わりに》
*食パン ココナッツオイルを使う事でサクサクフワフワな食パンが出来ます。
《ドレッシング》
*和風ドレッシング
- ココナッツオイル 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 蜂蜜 小さじ½
- 生姜すりおろし 少々
- 唐辛子（お好みで）
*人参ドレッシング
- 人参すりおろし ½本分
- ココナッツオイル 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 塩、胡椒 少々
- マスタード お好みで
*エスニックドレッシング
- ココナッツオイル 大さじ½
- ナンプラー 大さじ1
- スイートチリソース 大さじ1
- レモン汁 大さじ2
カレーパウダー 小さじ1 - 砂糖 小さじ2
《マヨネーズ》
- 卵黄 1個分
- 塩 小さじ１/4
- 酢 大さじ1
- 胡椒 適量
- 砂糖 ひとつまみ
- ココナッツオイル 50cc
ボールに卵黄、塩、胡椒、砂糖、酢を入れ混ぜ合わせます。
分離しないようにココナッツオイルを少しずつ入れながらトロりと固まってくるまで攪拌する。
《スイーツ》
*ココナッツオイルクッキー
- 薄力粉120g
- 砂糖40g
- ココナッツオイル40g
材料を全て混ぜ合わせ、綿棒で伸ばして型抜きをする。
170℃のオーブンで20分焼く。
*ココナッツオイルでパンケーキ
- ホットケーキミックス150g
- ココナッツオイル 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 牛乳 180cc
- ココア 小さじ1
①ホットケーキミックス、ココア、砂糖、塩をボールに入れ、軽く混ぜ、牛乳とココナッツオイルを加えて更に混ぜ合わせる。
②薄く油をひいたフライパンで①を焼く。
《煮込み料理》《炒め物》
バターやサラダ油の代わりにココナッツオイルを使用する。
《スムージー》
- ココナッツオイル 大さじ1
- 豆乳 300cc
- バナナ 1本
- 黒ごま（すりおろし）大さじ1
- 塩 ひとつまみ
調べれば調べる程ココナッツオイルの魅力がたくさん出てきます。
ココナッツオイルをダイエット目的に使用する場合は1日大さじ3～4杯を目安に食事や飲み物に混ぜて摂取して下さい。
慣れるまでは少量から初めて徐々に量を増やすというやり方の方が長く続けられそうです。
ココナッツオイルに体が慣れるまでに多くを摂取すると体調を崩しかねませんので、体と相談しながら取り入れる事をおすすめします。
女性はもちろんの事、男性にも魅力たっぷりなスーパーフード、ココナッツオイルを日々の生活に加えてみてはいかがですか？
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