甘酒の優れた効果とおすすめの飲み方 | 女優・モデルのメイク方法と美容の秘訣
甘酒は体に良いって聞いた事があるけど、どんな効果があるの?と疑問に思っていませんか?
甘酒は、点滴とほとんど同じ成分で出来ていて、『飲む点滴』と呼ばれるほど、栄養が豊富に含まれているんです。
そこで今回は甘酒の効果と飲み方のポイントについてご説明します。
甘酒は、原料によって酒粕と米麹の2種類あります。
目次(クリックできます)
2つの甘酒の違い
酒粕から作った甘酒
- 甘さを出すために砂糖が入っているので、しっかり甘味がある
- アルコールが含まれる
- お酒の香りがある
米麹の甘酒
- 砂糖不使用のものが多くカロリー控えめ
- アルコールを含まない
- お酒独特の香りは少ない
大きな違いは、砂糖とアルコールの有無の2点と言えます。
それぞれ原料が違うため、多少の違いはありますが、どちらの甘酒も栄養は豊富です。
甘酒に含まれる栄養素は、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・葉酸・食物繊維・オリゴ糖・アミノ酸・ブドウ糖です。
次に、甘酒が私達に与える様々な効果について紹介します。
【甘酒の健康・美容効果】
美肌効果
ビタミンB2を中心とするビタミンB群は、肌の調子を整えることで、美肌に良いとされています!
また、甘酒に含まれる必須アミノ酸が肌の乾燥を防いでくれたり、米麹に含まれるコウジ酸には、シミやくすみ・そばかすの原因にもなるメラニン生成を抑える働きが期待できるとも言われています。
※必須アミノ酸は、エネルギーとして使われるものですが体内で生成できないため、食べ物などで摂る必要があります。
甘酒は“飲む点滴”と呼ばれていますが、 “飲む美容液”と呼ばれることもある程、肌に良い効果をもたらしてくれます。
髪や頭皮を美しくする効果
ビオチンには、頭皮や髪の状態を整える効果が期待できます。
髪を作るたんぱく質のサポートもするため、薄毛などにも有効とされています。
ダイエット効果
米麹甘酒のカロリーは、100gで81キロカロリーと低く、脂質の代謝を促進する、ビタミンB群が豊富に含まれています。
また、甘酒のブドウ糖が血糖値を上げて、満腹感を与えてくれます。
食前などに摂り入れることで、食べ過ぎの防止が期待できます。
栄養補給に効果的
飲む点滴と呼ばれる甘酒には、私たちの体に必要なブドウ糖・ビタミンB群・必須アミノ酸などの栄養素が含まれています。
手軽に栄養が補えるので、食欲がない時や時間がなくて食事が摂れない産後などの栄養補給にも効果的です。
疲労回復効果
病中、病後、夏バテ、疲労時などの食欲不振で栄養が偏ると、肌の代謝はみるみる悪くなり、肌荒れやシミ、シワの原因となります。
甘酒に含まれる豊富な栄養素の効果には、消化吸収を助ける消化酵素エネルギーを効率よく転換するビタミンB群が豊富ですので、食事をした時に効率よく身体に栄養を取り込む事を助け、大量に含まれているブドウ糖が回復を強力にサポートしてくれます。
体力が落ちている産後や授乳期の栄養補給にもオススメです。
便秘改善効果
甘酒に含まれている麹由来の食物繊維やオリゴ糖は、腸内環境を整えてくれる効果があります。
排便がスムーズにされる事で、便秘による肌荒れ予防なども期待できます。
アルコールが含まれない米麹の甘酒は、妊婦さんの便秘にも効果的とされています。
甘酒の優れた効果について紹介しましたが、それらをより効率よく摂取するにはどうしたらよいのでしょうか。
【甘酒の効果的な飲み方のポイント&アレンジ方法】
便秘解消したい方は、朝の食事を甘酒にして栄養補給をすると効果的です。
朝の食事を控えめにすることで、消化のエネルギーが排便に使われるので、便秘の方にも良いと言われています。
ダイエット目的の方は、食欲を抑えるために食前に飲む事をおすすめします。
また、朝に飲む事が最も効果的といえます。
これは甘酒を飲むことでエネルギーとなることから、朝に甘酒を飲むことで基礎代謝を上げる事ができます。
さらに甘酒を温めて飲むことでその効果は大きくアップします。
ストレス軽減が目的の方は、夜寝る前に飲むとストレスを軽減する効果があるとされています。
それは、甘酒には交感神経の興奮を穏やかにしてくれる働きがあるためです。
また、美肌効果、アンチエイジング効果、疲労改善効果を望む場合も夜寝る前に甘酒を飲む事をおすすめします。
甘酒の効果的な摂取量目安
1日に飲むのは、カップ1杯程度(約200ml)を目安に摂りましょう。
甘酒は体に良いとはいえ、飲み過ぎるとカロリーを摂り過ぎてしまいます。
1日にたくさん飲むよりも、1日1杯を毎日継続するのが望ましいです。
甘酒はそのまま飲むだけではなく、アレンジによってさらに飲みやすく健康的になります。
甘酒のアレンジ方法を2つご紹介します。
甘酒のアレンジ方法
①豆乳+甘酒
豆乳には、イソフラボンやサポニンなどの栄養素が含まれています。
脂肪の代謝を促したり、肌や髪に潤いを与える事も期待できるため、甘酒と組み合わせれば、女性に嬉しい効果がよりアップします。
作り方は、豆乳と甘酒を1:1の割合で混ぜるだけです。
ホットにして飲むと体の中が温まるので、より良いでしょう。
甘酒が飲みにくい方は、豆乳と甘酒の割合を2:1などにしてみてください。
②バナナ+甘酒
バナナの食物繊維をプラスして、便秘解消・栄養補給の効果がさらにアップします。
バナナ半分~1本と、甘酒200mlをミキサーなどで混ぜます。
お好みで、さらに豆乳を加えても良いでしょう。
その他にも、ハチミツ・ショウガ・ヨーグルト・ココアなどでアレンジも出来ます。
いろいろな食べ物とあわせて、お気に入りの飲み方を探してみてください。
いろいろなアレンジで楽しめる甘酒ですが、炊飯器があれば自宅でも簡単に作る事ができるのです。
【炊飯器で、本格的甘酒を簡単に作る】
甘酒は、麹とお粥で本格的なものが作れます。
炊飯器の保温機能を使えば、誰にでも簡単に本物の甘酒を作ることができます。
砂糖を使っていないのに、甘味たっぷりです。
温度を一定に保つために、炊飯器に蓋をしないで作ります。
アルコール分が入っていないので、小さいお子さんでも飲めるため、桃の節句の白酒代わりに作ってあげてはいかがでしょうか。
材料(4人分)
- 麹:400~500g
- 米:1合
- 塩:少々
※米は白米でも、もち米でも作る事が可能です。もち米を使うと甘みが強いものが出来上がります。
作り方・手順
①米をといでお粥を炊く
米をといで、おかゆ用の水加減をして、おかゆコースにあわせてスイッチを入れる。
②麹をほぐす
麹を手でバラバラにほぐしておく。
③おかゆに冷水を加えて少し冷ます
おかゆが炊き上がったら、内釜ごと取り出し、ヘラで混ぜ冷水を2カップ強(450ccぐらい)混ぜて温度を下げます。
(おかゆが熱すぎるとうまく発酵しません。目安は60℃ぐらいです)
④おかゆに麹を混ぜる
おかゆに麹を加え、ヘラで均一になるように混ぜる。
このとき、ひたひたにならないようであれば、ぬるま湯を足します
⑤炊飯器にセット
表面を平らにならし、炊飯器にセットし、盆ザルかタオルで蓋をして保温スイッチを押す。
※炊飯スイッチではなく、保温スイッチです。
⑥4~5時間保温して発酵させる
1時間半~2時間おきにかき混ぜながら、5時間ほど発酵させます。
⑦仕上げの加熱
蓋を開けたまま炊飯スイッチを入れ、時々かき混ぜながら、沸騰直前(90℃ぐらい)まで加熱して、塩を1つまみ加えてスイッチを止める。
(蓋を開けたままでの炊飯ができない炊飯器の場合は、普通の鍋に移しかえて、火にかけて加熱します)
⑧冷ます
別の容器に移して冷ます。
室温が高い季節は、発酵が進み過ぎないよう、容器ごと冷水に浸けて冷やします
飲み方
飲むときは、必要なだけ小鍋にとりわけ、お好みの固さに薄めて温めて下さい。
出来上がったものは、どろどろの濃い状態ですので、お好みに合わせて薄めて飲むといいでしょう。
余った甘酒に塩を加えれば漬け床にもなります。
大根を漬ければおいしいべったら漬けができますよ。
【甘酒の優れた効果とおすすめの飲み方まとめ】
いかがでしたか?
甘酒は、古くから親しまれるだけあってその効果は絶大です。
美容効果とダイエット効果を同時に体感できる、優れた飲み物と言えますね。
カロリーも低く、コストパフォーマンスもいいことから、手軽に始めることができます。
日本書紀にも登場する甘酒を、ただの栄養ドリンクとしてでなくダイエットやアンチエイジングのアイテムとして使うとすぐに効果がわかるはずです。
是非実践してみてください。
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