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ゴジベリー(クコの実)ってどんなもの?その効能とは?

ゴジベリー(クコの実)ってどんなもの?その効能とは? | 女優・モデルのメイク方法と美容の秘訣
最近、注目されているスーパーフードの「ゴジベリー」をご存じですか?
中国では「不老不死の実」といわれるだけあって、アンチエイジング効果が抜群なのです。

小さな赤い粒に隠された驚異のパワーを紹介します。

そもそもスーパーフードと呼ばれる為の条件をご存知ですか?
スーパーフードとは栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品のこと。

または、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品のことで、サプリメントと一般的な食品の中間といった感じであり、料理の食材としての用途と、健康食品としての用途をあわせもつのが特徴です。

スーパーフードの3つの条件
①12種以上の栄養成分を含む食品であること
②一般的に摂取する野菜や果物より栄養価が高い食物であること
③体に必要な栄養素のみ含んでいること

これらの条件をクリアして初めてスーパーフードと呼ばれるのです。

目次(クリックできます)

【ゴジベリーとは】

ゴジベリーと聞いてもあまりピンと来ないという方が多いと思いますが、杏仁豆腐等に浮かんでいる赤いの事で、日本ではクコの実として知られています。

ゴジベリーは中国の漢方薬の一種で世界三大美女の1人“楊貴妃”やヒマラヤ山脈の僧侶たちが美容、健康増進、長寿スタミナを高めるためにも食べていたという話がある程栄養価の高いベリーなのです。

ゴジベリーにはたんぱく質、抗酸化物質、必須アミノ酸、20種類以上のビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

【ゴジベリーの栄養素】

ゴジベリーにはβカロチンが豊富に含まれています。

βカロチン以外の栄養素は
アミノ酸や、ビタミンB2、ビタミンC、ニコチン酸や
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB6 ビタミンB12
ビタミンD ナイアシン ナトリウム 葉酸 カルシウム
パントテン酸 カリウム リン
等のビタミンがバランスよく含まれています

その為、ゴジベリー単体でも栄養素の吸収がよく、効果も高いのです。

ビタミン類・ミネラル類、鉄分を豊富にふくむことから、美容面でも注目されています。

【ゴジベリーの効能】

[美肌、エイジングケア効果]

肌の細胞の活性化に欠かすことのできないビタミンCを始め、細胞の修復や再生に効果のあるビタミンB群や、ルチンやタンニンといったポリフェノールが老化を防ぎ若々しい肌を保ちます。

オレンジの500倍と言われるビタミンC、ポリフェノール類(ルチン・タンニンなど)、カロテノイド類(β-カロテン・リコピン、ルテイン、ゼアキサンチンなど)など強い抗酸化力を持つ成分が豊富に含まれているので体が酸化するのを防ぎ、生活習慣病の予防改善、肌の老化やシワ、シミの予防等エイジングケアに有効です。

ビタミンCはコラーゲンの原料とされています。

また、クコの実にはコラーゲン生成促進効果があることも分かっています。

さらにクコの実のエキスにはコラゲナーゼ活性阻害作用があることが報告され、体内のコラーゲンを守るという働きも期待されており、生成促進と減少防止ダブルの機能でシミやシワ、たるみなど肌の悩みを解決してくれる美容食材としてますます注目が高まっています。

[ダイエットや冷え性改善]

ゴジベリーに含まれているベタインには、肝臓に脂肪が蓄積するのを抑制する働きがあるため、余分な脂肪が体内に溜まるのを防いでくれます

また、豊富に含まれるビタミンの中で、ビタミンB2が脂肪の燃焼を促進してくれると言われています。

ポリフェノールには、血管を強化し血液の流れを促進する働きがあることから、冷え症やむくみの改善に役立ちます。

更に、ルチン・ヘスペリジンなどビタミンPと呼ばれるビタミン様物質の働きで血流を促すことで、血行不良の改善により冷え性や肩こり、むくみなどの改善にも役立ちます。

鉄分も含んでいるので貧血の予防改善効果や、血液不足から起こる冷え・めまいなどの改善にも効果が期待できるでしょう。

ゴジベリーに含まれるダイエットやむくみに効果があるとされている成分
ベタイン・・・・・肝臓の働きをよくし肝脂肪を防ぐ
リノール酸・・・・コレステロールを体外に排出する
ビタミンB2・・・脂肪の燃焼を助ける
ルチン・・・・・・血行を改善して冷え性やむくみなどの改善

[女性のホルモンバランス不調に]

クコの実に含まれる植物性スレトールの「β-シトステロール」という成分はコレステロールの吸収阻害以外にホルモンの働きに関わる作用を持ち、女性のPMS(月経前症候群)、更年期症状の予防や緩和に効果的であるとの報告もありますから、ホルモンバランスの乱れによる女性の不調の改善にもクコの実は一役買ってくれそうです。

[目の疲れに効果的]

クコの実は「飲む目薬」と言われるほど目に優しい食材でもあり、β-カロテンやゼアキサンチンなど豊富なカロテノイドの働きで視力低下や白内障、緑内障などの予防に効果的です。

ゼアキサンチンには目の網膜を保護する働きも認められています。

他にもクコの実には胃の負担を減らす、感染症の予防などの健康効果もありますよ。

[疲労回復]

疲労回復のビタミンとも言われているビタミンB1に、アミノ酸(アルギニン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸)、ベタイン、フィリイエン、アルカロイドなどが疲労回復や代謝促進に効果的です。

【食べ方】

※ヨーグルトにフルーツグラノーラやゴジベリーを入れる。

(乳酸菌と食物繊維、鉄分も一緒に摂れる)
※ゴジベリー250gをウイスキーのビンに入れて漬け込みゴジベリー酒として飲む
(漬け込む目安は約1ヵ月)
※ゴジベリー約250gをはちみつに漬け、ゴジベリーはちみつを作る
(トーストやヨーグルトと共に食べる)

[おすすめの食べ合わせ]

ゴジベリー+黒米・ブロッコリー・トマト⇒老化防止効果
ゴジベリー+杏仁霜・ヨーグルト・かぼちゃ⇒美肌効果
ゴジベリー+ブルーベリー・キクの花⇒疲れ目改善効果
ゴジベリー+サクランボ⇒虚弱・めまいの改善効果

【ゴジベリーを食べるのに注意が必要な人】

妊娠中、授乳中の方
低血圧の方
胃腸虚弱の人
よく消化不良を起こす人
下痢気味の人

【ゴジベリーの副作用や注意する事】

根や皮を摂取した時に吐き気・嘔吐の副作用があるようです。

また、スーパーで売られているようなお菓子の付け合わせとしてのゴジベリーは大量生産用に栽培されたものでオーガニックでは無いものがほとんどです。

そのため、これまで述べてきたような効果はあまり期待できません。

また、中国やチベットはゴジベリーの産地ですが、商業用に栽培されたものもあり、本来のゴジベリーのパワーを失ったものもあります。

ゴジベリーは現在では世界中で栽培されるようになりましたが、購入する時には栽培方法についてオーガニックと明記してある物を購入しましょう。

いかがでしたか?
ゴジベリー(クコの実)についての正しい知識を持ち、正しく摂取しましょう。



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