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ブラジルの奇跡、アサイーの優れた効能と食べ方

ブラジルの奇跡、アサイーの優れた効能と食べ方 | 女優・モデルのメイク方法と美容の秘訣

アマゾンのミラクルフルーツと言われるフルーツをご存知ですか?

その名もアサイーです。

ハワイ等でアサイーボウルとして食べるのが人気となり、一躍注目を浴びるようになったスーパーフルーツですが、実は美容や健康への効果がすごい事が分かってきました。

今回はアサイーの効果・効能をささえる7つの栄養素と、アサイーの摂り方をそれぞれタイプ別に紹介します。

目次(クリックできます)

【アサイーとは】

アサイーは和名「ワカバキャベツヤシ」とも呼ばれ、ブラジル原産のヤシ科の植物で、数百年前からアマゾンの先住民の主食として食べられてきました。

アサイーの実は小さく、直径約1cmほどしかありません。

その約95%は堅い種で、食べられる部分はわずか5%程度ですが、栄養価が非常に高く、体にさまざまな効果を発揮することから「ミラクルフルーツ」「ブラジルの奇跡」「スーパーフルーツ」「アマゾンのミルク」など、さまざまな別名があります。

アサイーは赤道直下の強い紫外線と激しい雨が降る、過酷な環境の中で育ちます。
そんな厳しい状況下で生き抜くため、生命力が強く、鉄・食物繊維・カルシウムなどの栄養素をたくさん蓄えているのです。

またエネルギー補給に必要なアミノ酸・オレイン酸・ビタミンB1・ビタミンB2・ポリフェノールも豊富。
ポリフェノールにおいてはワインの約30倍ともいわれており、強力なアンチエイジング効果が期待されています。

原産地ブラジルでは昔からその実をすりつぶし、主食として取り入れられてきたアサイーですが、劣化が激しいことから現地のみで消費されてきました。
しかし近年、冷凍貯蔵やフリーズドライパウダーなどの特殊技術が発達し、流通が可能になりました。
これにより日本を始め世界中で「アンチエイジングフード」として愛用されるようになりました。

【アサイーによる効能】

【アンチエイジング効果】

アサイーは活性酸素を除去し体の老化を抑制する高酸化作用を持つポリフェノールが豊富です。

アサイーの果実に含まれるポリフェノールは赤ワインの30倍ブルーベリーの18倍に及ぶと言われています。

その中でも特に豊富なのがアントシアニンです。

アントシアニンというポリフェノールは、シミ、しわ、たるみなどの老化を防ぐ抗酸化力がとても高く、いつまでも若々しい肌を保つには欠かせない栄養素なのです。

アメリカでは食品にどのくらいの抗酸化力があるのかを表す「ORAC値」というものがあります。

フリーズドライのアサイーがORAC値の最高値を示したという報告が発表され、アンチエイジングフードとして一躍注目されることになりました。

日本ではまだ馴染みのない「ORAC値」ですが、サプリ先進国のアメリカでは食品やサプリメントの抗酸化力を科学的に分析する基準として用いられ、アサイーの評価はみるみる高まっています。

【疲労回復と貧血改善】

過酷な環境下で生息するアサイーには鉄分やカルシウム、アミノ酸なども豊富です。

特に鉄分はプルーンの約10倍も含まれているといわれています。

また、造血のビタミンといわれる葉酸も豊富に含まれています。

鉄分は、赤血球の生産や、酸素を体内に運ぶ役目をしたり、冷え予防にも効果がある成分です。

しかし、吸収率が8%前後と低い事からも特に女性に不足しやすいミネラルといわれています。

しかし、鉄分が欠乏すると食欲不振・便秘・下痢・免疫力の低下・慢性疲労など様々な症状が現れるため、アサイーで補う事をおすすめします。

また、原産地であるブラジルでは「アマゾンのミルク」と呼ばれているアサイーは、カルシウムが豊富です。

そのため女性に多い骨粗しょう症や筋肉のけいれんの予防に適しているともいわれています。

さらにカルシウム以外にも、エネルギー補給に必要な成分を一度に摂取できるため、最近では疲労回復に最適なフルーツとしてトップアスリートの間で評価が高まっています。

【ダイエット効果】

アサイーは「水溶性食物繊維」が含まれています。

水溶性食物繊維は便に水分を含ませて硬さを調節することで便秘だけでなく下痢の改善にも役立ちますし、腸内環境を整える作用もあると言われています。

食物繊維が豊富で腹持ちがよよいことから、食べ過ぎの予防にも役立ちます。

またGI値が低く、血糖値の上昇スピードがゆっくりなので脂肪として蓄えられにくくダイエット中にも適した果物と言えます。

ただしアサイーを食べるだけで痩せていくという事ではないので注意してください。

【美肌効果】

アサイーにはリノレン酸とオレイン酸という2種類の必須脂肪酸が理想的な割合で含まれています。

必須脂肪酸は、血液をサラサラにして動脈硬化を予防する善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを下げる、ストレスへの抵抗力を高めることなどが有名ですが、ホルモンバランスを整える作用もあります。

必須脂肪酸に加え、メラニン色素の生成を抑制するビタミンCや肌を健やかに保つビタミンB群、毛細血管の流れをスムーズにしたりホルモンバランスを整えるビタミンEなどの栄養素が一つに詰まっていることから、肌荒れ・肌老化を予防して美肌作りに役立ってくれると言えるでしょう。

【アサイーに含まれる7大栄養素】

【①ポリフェノール】

ブラジル原産のアサイーは、強烈な紫外線のもとで育つ事で活性酸素と戦うポリフェノールなどの抗酸化物質を豊富に含んでいます。

その種類は、エピカテキン、アントシアニン、エラグ酸、フェルラ酸などいくつかありますが、最も有名なのは、アントシアニンです。

アントシアニンはブルーベリーに含まれることで有名な成分で、疲れ目の方が摂るとよいとされている成分です。

【②オレイン酸】

アサイーはオリーブオイルにも含まれる事で有名な不飽和脂肪酸のひとつであるオレイン酸を含んでいます。

オレイン酸は増えすぎた悪玉コレステロールを抑制する効果が期待できると言われています。

【③鉄分】

アサイーには女性にうれしい成分、鉄分が含まれています。

鉄分が不足すると貧血の原因になったりすると言われていますが、鉄分を全て食べ物によって取り入れようと思っても1日に必要な摂取量に満たない場合がほとんどだと思われます。

そこで、味にくせがないと言われているフルーツのアサイーはとりいれやすくおすすめです。

また、合わせて貧血によいと言われる葉酸もアサイーには含まれています

【④アミノ酸】

アサイーは必須アミノ酸を含んでいます。

必須アミノ酸は、不足するとからだの機能が正常に働かなくなるので、食事によって摂らなければならないとされている成分です。

必須アミノ酸を多く含む食品としては、卵、牛乳、大豆、豆腐、鮭、シジミなどが有名ですが、アサイーに含まれるアミノ酸は必須アミノ酸の量が多いので、アスリート等にも愛される良質なたんぱく質と言えるでしょう。

【⑤食物繊維】

食物繊維には、腸内環境を改善、血糖値の急激な上昇を抑える効果があると言われています。

アサイーはその食物繊維を豊富に含むので、ダイエットサポート食に向いていると言えます。

【⑥カルシウム】

アサイーはアマゾンのミルクと呼ばれる程カルシウムを豊富に含んでいます。

カルシウムは骨を丈夫にするので、骨粗しょう症の予防によいとされています。

【⑦ビタミン】

アサイーには、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEが含まれています。

これらのビタミンは、糖質や脂質の代謝、健康な皮膚や髪を作る働き、美肌、血流改善などの働きを担っていると言われています。

【アサイーの摂取方法と注意すべきこと】

アサイーは劣化が早く、生のものは手に入りません。

日本ではアサイーのサプリメントやドリンクが購入できます。

摂取量の目安としては、一日にドリンクタイプでコップ1杯200ml程度、パウダーなら1~3g程度です。

またアサイー自体には味がほとんどありません。

[スムージー]
粉末タイプやエキスのアサイーを牛乳やヨーグルトなどの乳製品で割って飲む。

また、冷凍のピューレなどは、いろいろな果物と一緒にミキサーにかけて、スムージーにするのもおすすめ。

また、最近は冷凍ピューレのアサイーと牛乳や豆乳、バナナなどをミキサーにかけ、その上にフルーツやシリアルをのせる「アサイボール」というレシピも人気があります。

サプリメントなどで利用する際はしっかりしたメーカーのものを選ぶ方がベターです。

重篤な副作用は報告されていませんが、食物繊維の多いフルーツなので摂取しすぎると、まれに下痢などの症状がでることも。

症状がでた場合は速やかに使用を中止すれば、おさまることが多いですが、いずれにしても過剰摂取は控える方がいいです。

さらに、妊娠・授乳中の安全性については信頼できる十分なデータはまだありませんので避けたほうがよいでしょう。

①冷凍アサイー
アサイーの実から種を取り除いて、ピューレ状に加工した冷凍アサイーがあります。

食べる時は、果物・牛乳などと合わせてミキサーにかけ、スムージーにして飲んだり、スムージーにフルーツグラノラと生のカットフルーツをのせてアサイーボウルにして食べたりする方がほとんどです。

②パウダー
手間がかからないので続けやすく、美容成分も取りやすいので、パウダータイプのものがおすすめです。

アサイースムージーの素としてのパウダーはスムージー以外にもパンケーキに混ぜたりと応用できる点でもアレンジできるので飽きずに続けられそうですね。

③アサイージュース
最近では、スーパーマーケットでもアサイージュースを見かけることがあります。

それらは、ふつうはベリー系などの他の食材とのブレンドジュースです。

飲みやすくてよいのですが、これを毎日というのは、少しコストが高いので、おすすめするかは微妙なところです。

ダイエット中の方の場合は、加糖で糖分が多く含まれているものもあるので表示をチェックしましょう。

④アサイーサプリ
とにかくアサイーの成分をてっとり早く摂りたい場合は、サプリもあります。

日本ではアサイーサプリはまだまだ数が少ないのですが、同じくスーパーフルーツと呼ばれる“ノニ”が一緒に配合された商品が比較的多いようです。

【豆腐でヘルシーアサイーボウル】
  • 冷凍アサイージューズ
  • 冷凍バナナ
  • 豆腐
  • バナナ、イチゴ、グラノラ、ミント等

冷凍したアサイージュースやアサイーピューレにバナナやお好みの果物をミキサーにかけるだけです。

【和風アサイーボウル】
  • 冷凍アサイー
  • バナナ
  • ヨーグルト
  • 粒あん、きなこ、栗甘露煮、玄米フレーク

アサイーボウルを作り、粒あん、きな粉栗、玄米フレークをトッピングしたら完成です。

 

いかがでしたか?
日本ではまだまだ検証データが少なく、未知の可能性を秘めてると言える存在のアサイーですが、感度の高いひとほど生活にうまく取り入れています。

ぜひ体づくりにアサイーを活用してみてはいかがでしょうか。



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