サプリメントにはいろいろな影響を与える力がある! | 女優・モデルのメイク方法と美容の秘訣
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サプリメントによる影響とは?
健康を維持したり、より健康な体を手に入れるために摂取するサプリメントですが、飲む人によっては、良くない影響が出たりすることがあります。
サプリメントが薬を飲んでいる人に与える影響
市販薬でも、処方薬でも、薬を飲んでいる人が、サプリメントを摂取したいと思う時に、まず、考えなければならないのが、サプリメントの成分が、薬に与える影響です。
せっかく、病気を治すために飲んでいる薬の効用が、サプリメントを摂取したために、薄まったり、逆に強まったりして、体に悪い影響を与える場合があります。
たとえば、糖尿病の薬を飲んでいる人が、ミネラルの一種であり、「ドロドロ血」を改善する効能のあるクロムの入ったサプリメントをとると、血糖値に影響が出て、急激に下がり過ぎてしまう恐れがあります。
脳梗塞などを防止するために血液凝固剤を飲んでいる人が、ビタミンAを摂取すると、より聞き過ぎて、怪我をした時などに、血が止まりにくくなるという影響が出る場合があります。
このように、薬を飲んでいる人は、サプリメントが与える影響をしっかり把握して摂取する必要があります。
妊婦がサプリメントをとった場合の影響は分からない?
妊婦さんは、自分の分の栄養だけでなく、おなかにいる赤ちゃんのための栄養も取らないといけないので、サプリメントを利用すれば、より良く栄養分が摂取できるのでは、と考えがちですが、ちょっと待ってください。
薬は、効果・効用、副作用が科学的根拠に基づいてはっきりしていますが、サプリメントはそれがはっきりしていません。
サプリメントによる実験・治験が行われていないからです。
つまり、妊婦さんがサプリメントを摂取した時に、胎児に与える影響がはっきり分かっていないのです。
このように、与える影響がはっきり分かっていない状況で、体にいいから、とサプリメントを摂取するのは、正直危険だといえます。
幼児がサプリメントを摂取した時の影響は?
大人が必要とする栄養分より、幼児が必要とする量は少なくなります。
そのため、大人にとってよいと思われるサプリメントも、幼児にとっては過剰摂取の影響がすぐに現れる場合があります。
また、最近では、幼児用のサプリメントが出ているので、安心だと、食事代わりにサプリメントを与えたりすれば、食物を咀嚼する力が弱くなったり、成長期の子どもには、体を作っていく上での影響も出てきます。
妊婦さんの時と同じで、幼児用のサプリメントもどのような影響が出るか、科学根拠に基づいての実験・治験は行われていません。
幼いころから、摂取することで、悪影響が出るかもしれないサプリメントを積極的にとることはおすすめしません。
薬のようにはっきりした科学的根拠が証明されていないサプリメント。
健康な人が補助的に摂取するのにはそれほど問題はないようですが、病気や妊婦さん、幼児など、その影響が不安に思える人は、あまり積極的にとることはやめた方が良いようです。
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