アーモンドでダイエット?知られざるその効果効能とは | 女優・モデルのメイク方法と美容の秘訣
アーモンドでダイエット?と思われる方も多いと思います。
しかし、アーモンドについて調べていくとダイエット以外にも様々な効能がある事が分かって来ました。
そこで今回は、身近な存在であるアーモンドの栄養素とその効能、ダイエット法を中心に紹介しようと思います。
目次(クリックできます)
【アーモンドとは】
アーモンドはバラ科サクラ属に分類たされます。
桜の仲間で、高さ5~6mぐらいになる落葉高木で、桃や杏、梅などに近い植物です。
桃や梅は果肉を食べますが、アーモンドは種の中に一つずつ入っている「仁」の部分を食べ、種実類(ナッツ類)に分類されます。
原産地である中近東・中央アジアでは古くから完全栄養食品として保存食、携行食、滋養強壮食、断食期間の食事として用いられ、薬のように重宝されてきました。
アーモンドは食用の「スイートアーモンド(甘扁桃仁)」と薬用・着香料やオイルの原料になる「ビターアーモンド(苦扁桃仁)」に分かれます。
アメリカでは牛乳や豆乳よりもアーモンドミルクが売れているとも言われるほどスーパーフードとして注目されています。
【アーモンドの主な栄養】
アーモンドを23粒食べるだけで1日に取るべきビタミンE量をまかなえると言われる程、ビタミンEが豊富に含まれています。
他にもポリフェノールや不飽和脂肪酸、カルシウム・鉄分・マグネシウム・亜鉛などのミネラル、食物繊維と健康維持に嬉しい栄養素が含まれています。
脂質の割合が高いですが不飽和脂肪酸が多く、炭水化物(糖質)が低いため糖質制限ダイエットなどにもよく取り入れられている食材です。
【アーモンドの効能】
[老化・生活習慣病予防]
アーモンドの主成分であるオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸は、ドロドロ血液のもとになる悪玉コレステロールの減少効果や血栓予防効果や血栓予防効果があります。
ビタミンEの活性酸素の除去作用や血管を健やかに保つ作用など重なって生活習慣病の予防も効果的です。
アーモンドの皮の部分にはポリフェノール類(フラボノイド類)が多く含まれ、最新の研究ではフラボノイドとビタミンEを一緒に摂取することで抗酸化作用がアップすることが認められていることからも、アーモンドは高い抗酸化作用を持っていると考えられています。
[ミネラル補充・貧血に]
アーモンドは鉄分が豊富なため、赤血球に含まれるヘモグロビン量の減少による貧血や、鉄分不足状態の予防や改善に有効です。
鉄分・ヘモグロビン不足になると疲れやすくなり、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、無気力感などに見舞われます。
鉄分以外にもアーモンドはカルシウムやグネシウム、亜鉛などのミネラル分も含んでおり、精神安定効果・安眠効果も期待できると言われています。
食べ過ぎには注意ですが、ミネラルの補給源として1日10粒前後をおやつがわりなどに取り入れてみると良いでしょう。
【便秘解消・肥満予防にもアーモンドが◎】
アーモンドには、ごぼうの約2倍、玄米の約7倍と言われる豊富な食物繊維も含まれています。
6~10粒程度でも食物繊維量はトマトやキュウリ100gと同じ程度含んでいます。
そのほかにオレイン酸も含まれているため潤滑油のように便の通りをスムーズにする働きにも期待出来ます。
便を柔らかくする等、アーモンドには便秘解消に役立つ成分がバランス良く含まれている食品と言えます。
また、ダイエットをする際にアーモンドを食べた人は食べない人よりも体重やウエストが減少するという報告や、硬さのある食べ物で噛むことによって満腹感をアップさせられることからダイエットのサポートとしても注目されています。
脂質の代謝を促進するビタミンB2もナッツ類ではトップクラスの含有量です。
[アーモンドをダイエットに活用するには]
アーモンドは栄養価が高く、アンチエイジング効果や生活習慣病予防効果などがありますが、食べれば痩せるといったものではありません。
アーモンドで食欲を抑えることが出来たり、健康を損なわずにダイエットが出来るといったものです。
栄養バランスのとれた食事とアーモンドの摂取によって、健康的で美容にも良いダイエットができると言えます。
ダイエット中は栄養バランスが崩れやすいので、アーモンドで補うのも良いかもしれません。
【女性の美と健康に効果的なアーモンド】
アーモンドの代表成分ともなっているビタミンEは「若返りのビタミン」として有名ですが、酸化だけではなくたるみやしわの原因になる糖化を防ぐ働き、紫外線から肌を守る働き、女性ホルモンの働きを正常化させる作用、末端の血行障害を改善する働きによって冷えの解消効果など、女性に嬉しい様々な効果を得ることができます。
- ポリフェノールと相乗してのアンチエイジング効果
- 食物繊維によって老廃物(脂肪など)の排泄を促すデトックス効果
- 腸内環境改善からの美肌効果
- 貧血や血行不良の改善による乾燥やくすみ改善
- ターンオーバーの正常化
など、アーモンドは美容面健康面共に嬉しい様々な働きが期待出来ます。
【アーモンドが効果を発揮するお悩み】
- 老化防止(アンチエイジング)
- 血流改善・冷え性改善
- 便秘解消
- デトックス
- 精神安定・不眠解消
- 貧血の予防・改善
- ダイエットのサポート
【アーモンドの食べ過ぎ・副作用・カロリーについて】
アーモンドは体にいい影響を与えますが、高カロリーなので食べ過ぎると太る上に、過剰摂取は健康にもそんなによくないようで、特に代表的な症状としてお腹が緩くなるといったことが挙げられます。
1日の理想的な摂取量として、25~30粒程度です。
ちなみに、アーモンドのカロリーは、1gあたり約6kcalです。
なので、25~30gだと、約150~180kcalです。
【効果アップが期待出来るアーモンドの食べ合わせ】
- アーモンド+ニンジン・大豆・イチゴ・ブドウ⇒老化防止(アンチエイジング)
- アーモンド+納豆・レンコン・海苔・アボカド⇒美肌効果
- アーモンド+レバー・カリフラワー・かぼちゃ⇒血行促進(冷え症改善)
- アーモンド+ヨーグルト・さつまいも・リンゴ⇒便秘解消効果
【アーモンドの調理法】
[ほうれんそうのアーモンド和え]
<材料>
アーモンド (無塩・ロースト)… 15粒
しょう油 … 大1・1/2
砂糖 … 大2
ほうれんそう … 1束
<作り方>
1.ボウルに砕いたアーモンド、砂糖、しょう油を入れよく混ぜる。
2.あとは茹でたほうれんそうを加えて和えて出来上がり。
[アーモンドふりかけ]
<材料>
アーモンド粉末(無塩・ロースト)… 15粒分
かつお節 … 2g
青海苔 … 小2
塩 … 少々
<作り方>
粉末アーモンドに、かつお節、青海苔、細かくして入れ、塩をかけてまぜるだけで出来上がり。
いかがでしたか?
スーパーやコンビニでも手に入るアーモンドを正しく摂取する事で様々な効果を得られるかもしれません。
身近な食品だからこそ気軽に試せるので、これを機にアーモンド生活初めてみませんか?
スポンサードリンク